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10月30日(日)

【 招きの言葉 】
上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、
更に、温和で、優しく、従順なものです。
憐れみと良い実に満ちています。
偏見はなく、偽善的でもありません。
義の実は、平和を実現する人たちによって、
平和のうちに蒔かれるのです。
ヤコブの手紙3章17-18節

10月最後の主日となりました。31日(月)は、宗教改革記念日(1517年)です。カトリック教会の修道士であったマルティン・ルターによって出された「95か条の提題」がきっかけで、ヨーロッパ各地で教会改革が起こりました。そこからプロテスタント教会が誕生し、ローマカトリック教会も革新されました。

今日は、礼拝後に半日修養会が持たれました。司会のUさんのお祈りによって始められました。おいしいお弁当をいただき、Kさんの手づくりの絶品の干し柿、M.Nさんからおいしいチョコレートの差し入れがありました。


干し柿と京都のチョコレート💛

前半は、今年の前半にご家族を天に送られたH.NさんとT.Sさんのお二人から、ご家族の生前のご様子などのお証しをしていただき偲ぶ会としました。
T.Sさんのお母さまFさんは、クリスチャンのお父さまとご結婚され、75歳の時に洗礼を受けられたそうです。T.Sさんのご自宅近くの高齢者施設に入られ、昨年夏から食事がとれなくなり、直接胃から栄養を入れることになり、チューブ交換のために2週間に一度顔を見て、身体をさすったり、顔をさすってあげ看護の時が与えられたことを感謝されました。何よりクリスチャンとして天に送られたことが慰めとなっておられるとのことでした。Fさんの愛唱讃美歌451番を讃美しました。
H.Nさんは、I.Nさんの生まれてからの歩みをご紹介されました。まじめで、一途なご生涯は神さまから与えられた賜物と感じました。60才での合格率2%の行政書士の試験に合格され、同じ資格を持っておられた三女のNさんと御一諸にお仕事をされた時期があったこと。猛烈社員として月に2度しかない休みの中で、小さい子どもたちを教会に連れて行かれなかったことを晩年後悔されておられたと語られました。そしてIさんは毎朝4時に起きて散歩されていたのは、彼の祈りの時でした、と共に信仰者として歩まれた伴侶への思いを語られました。Iさんの愛唱讃美歌149番を讃美しました。

Iさんについては、参加されたみなさんの口から「そんなん、あかんで!」と、声をかけてくださった言葉のうしろにあるIさんのやさしさに感謝していたと偲んでおられました。

T牧師による「日本伝道」についてのゆる~いというわりに熱~い話に、参加したお一人一人が熊取教会のこれからに思いをはせました。日本伝道が振るわないのはどうしてか。という問いから、パウロのように「日本人に対しては日本人のようになる」伝道に、との提案が出されました。参加したそれぞれに新しい思いが示されたようです。熊取教会のこれからが、わたしたちの祈りによって開かれますように。

朝晩の寒さが増してまいりました。みなさまのご健康が守られますように。主の御祝福がありますようお祈りいたします。いつもホームページへの訪問ありがとうございます。

10月23日・礼拝説教要約
 「香油を注いで」 濱田美惠子伝道師
マタイによる福音書26章6-13節

「油を注ぐ」という行為には色々な意味がある。食卓での油注ぎは歓迎をあらわし、また、特別な職務に任じる時や死者の葬りの時にも油が注がれる。過越祭の直前、ベタニアのシモンの家で主イエスは弟子たちと食卓についておられた。そこに一人の女性が極めて高価な香油を主イエスの頭に注いだ。これを見た弟子たちは、無駄なことをすると憤慨した。けれども、主イエスは、この女性の高価な香油注ぎをご自分への愛と葬りの準備ととらえられた。主は「貧しい人々はいつもあなたがたと一緒にいるが、わたしはいつもいっしょにいるわけではない」と言われた。この女性の香油を注ぐ愛の業は主の一回限りの十字架のあがないの死をあらわしたのである。

◇次週の主日礼拝◇ 
11月6日(日)午前10時15分  
説教『鶏が鳴く前に』濱田美惠子伝道師
聖書:マタイ福音書26章31-35,69-75節
讃美歌:29、434、529、460、27
交読:詩編52編10-11節