4月2日(日)
2023年度は、「棕櫚の聖日」から始まりました。今週は受難週です。そして、年度の最後2024年3月31日にイースターがもう一度あるというちょっと特別な年度です。
4月3日の創立記念日を前に、T先生をお招きしまして棕櫚の聖日の礼拝と共に創立35周年の感謝礼拝を行いました。記念に、みんなで準備してきた記念誌と、絵葉書、栞が配られました。そして集合写真を撮りました。
ところで、T先生ご夫妻は、和歌山に住んでおられます。Mさんのお嬢さんのRさんが先生の住んでおられる近くに最近一人暮らしをされました。なんと教会に来られる前日4月1日の朝、RさんとT先生ご夫妻が偶然道で出会われたと伺いました。本当にRさんが引っ越されたところはT先生のお宅のすぐ近くなのだとみんなビックリして、うれしいニュースになりました。
先週は、教会の有志で和歌山の粉河寺に車2台で桜を見に行ってきました。粉河は、2代目牧師のH先生がしばらく通っておられた粉河教会があり、現在M.H牧師の友人の牧師が赴任されています。
桜は満開で、途中桃の花も咲いていてとても楽しい小旅行となりました。粉河寺の参道には、花水木の小さな花が開きかけていました。花水木の花は「イースタークロス」と呼ばれていて、毎年イースターの頃に花が咲くということですが、本当にあと一週間くらいで咲きそろいそうでした。
今週の金曜日は主の御受難を覚える「受難日祈祷会」が午後5時から持たれます。主の十字架の出来事に感謝し祈りを合わせ、主の御復活されるイースターを待ち望みたいと思います。
みなさまの新しい一年が主の御守りと御祝福のうちにありますようにお祈りいたします。
3月 26日・礼拝説教要約
説教「良き牧者と悪しき牧者」 濱田辰雄牧師
エゼキエル書34章1-16節
日本人にとって、羊とか羊飼いはそうなじみのある生き物や人ではない。しかし聖書には全巻にわたって登場している動物であり人である。聖書の福音に達するにはどうしても深くふれなければならないテーマである。
聖書が告げる基本的使信は、神と主イエスは私たちの牧者であり、私たちはそこで養われる羊であるということである。調べてみると、羊は自分の力で生きていくには多くの弱点を持った動物であり、どうしても牧者を必要とする動物だということである。同じように私たち人間も神さまと主イエスに守られ、導かれ、養われなければならない、弱く罪ある存在である。それを知る羊は、自分の事しか考えない牧者に従わず、羊のために命を捨てても私たちを守ってくれる良き牧者に従いゆくのである。