2月 18日(日)
<今日の礼拝説教の中心聖句>
あなたがたの中から悪い者を除き去りなさい。
コリントの信徒への手紙一 5章13節
先週の水曜日14日から「受難節」に入りました。
今年のイースターは3月31日です。
「受難節」はイースターまでの受洗準備の期間を節制をして備えることから始り、カトリック教会などはその期間には「肉を食べない」で節制をしました。けれども日曜日は断食を行わないことになっていたので日曜日を除いた40日間をいいます。断食について現在は、さまざまな配慮がされているようです。
プロテスタント教会では、特に決められていることはありません。受難節の最後の日曜日は、主イエスが子ろばに乗ってエルサレムに入城されたことを記念して「棕櫚の聖日」と呼び、この日から復活の前日までの1週間を「受難週」と呼びます。プロテスタント教会では、国や宗派によってかなり違いますが主イエスの御受難を覚えて「洗足木曜日」又は「受苦日の金曜日」に祈祷会を行う教会があります。(『キリスト教大辞典』より一部抜粋)
熊取教会は3月29日(金)午後5時より受難日祈祷会を行います。お時間のある方はお集まりください。
また、受難節第一主日に能登地方の地震の被災された方々や教会の痛みを覚えて礼拝の後に教会全体で祈りを合わせる時を持ちました。初めに能登地方の被災教会の様子を信徒の友3月号の記事などで濱田美惠子牧師から紹介がありました。濱田美惠子牧師の導き、その後有志が祈り、最後に濱田辰雄牧師の祈りで閉じられました。そして最後に全員で主の祈りで祈りを合わせました。聖霊に満ちた感謝なひとときでありました。
秋に植えたチューリップが少し大きくなってきました。ここのところの温かさで花芽が育ってくれればよいと思います。きびしい寒さのなかで温かい春を思って希望が持てます。気温の変動の大きい季節の変わり目です、皆さまのご健康が守られて、しばらく続く寒さを乗り越えられますように。
いつもホームページをご覧いただきありがとうございます。
神さまの祝福をお祈りいたします。
2月11日・礼拝説教要約
説教「見えないキリストを愛し」 吉本幸嗣牧師
ペトロの手紙一1章3-9節
「あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています」。いつか主にお会いできると楽しみにしています。ペトロたちのような主の直弟子にとっては、見たこともない主を信じて生きている人々がいることは驚くべきことでした。でもペトロが一番よく知っていました。イエスさまを見た人々がイエスさまを十字架につけたのです。ペトロ自身、復活の主に導いていただいて、ようやく信じる者となりました。主が聖霊によって信仰を与え、わたしたちを魂の底から身も心も救いで満たしてくださる、ここにこそキリストを愛し、再臨を希望して信じ、苦難の中で喜ぶ人生があるのです。