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【WS】アズールレーンの現在と未来を考える

はじめまして、大阪でWSをしているクマと申します。
先日の戦略発表会でアズールレーンのVol.2が発表されたとのことで、WSのアズールレーンについていろいろ考えようと思います。
原作アプリはサービス開始半年で始めているため、先日7周年を迎えたアプリのプレイヤーとしてはかなりの古参になります。
その観点からもいろいろお話できるかなと思います。

・12/17追記
RRが全部Vol.1で出たキャラの書き下ろしバージョンとかいう予想できないムーブをかましてきたので何のアテにもならない記事となりました。
読むなら時間潰しと思ってお願いします。


アズールレーンの現在について

2022年12月に新規参戦したアズールレーンはTD4種+ブースター140枚というなかなか大きなプールを持って参戦しました。
2024年後期環境ではCSに1人前後、公式には抽選枠に1人紛れ込んでいるかなという程度の好事家のいるタイトルになっています。
以下現在のアズールレーンのデザインと皆さんの研究結果について記載します。


経験タイトル

アプリで大量の経験値(とゲーム内通貨とガチャ石)を稼がないといけない特別計画艦の再現を目指したのか、経験タイトルとなっています。
アプリのレアリティがPR、UR、DRのキャラたちには例外なく※1経験能力を所持しています。
先述の特別計画艦のレアリティはPRとDRであり、DRのキャラに至っては超重量級の経験である経験8が付与されています。

貫禄の経験8

現在タイトル内に経験を持つキャラは27種いますが、上記法則に当てはまらないキャラで経験を持つのはたったの4種類のみです。

もとはSSRだが強化※2によりURになる

経験の性質上多色化は通常のタイトルより難しくなっています。


扶桑と宝を基盤としたアグロ戦術

近年流行りの豪華なシステムキャラや狂ったような詰め、1ターンはしのげるであろう防御札を現状アズールレーンは所持していません。
その代わりに渡されたのは1枚のコモンと相方のバニラでした。

最狂のアグロ要員

アプリでは最前線を退いて久しいこのキャラですが、WSの世界では将来的にタイトルの顔となる狂気の性能を引っさげて参戦しました。
ブシの調整ミスを疑っています。
全体的に下のCXコンボが物足りない中色の合いやすい宝がかなり優秀なため、先手必勝でゲームを破壊する下宝を基盤としたアグロ戦術が現在のアズールレーンの持ち味となっています。

扶桑と組んで0からソウル3overで殴ってくる2023年度人気投票3位
令和に帰ってきた「島風」

ちなみに背景が虹色のキャラはアプリでのレアリティがURかDRです。
上は正味どれもどっこいどっこいなので好みで選ばれています。
初期はビスマルク、今は信濃が人気のようです。

ASMR※3でも1位を取ったことのある2021年度人気投票1位


電源殺しの電源

電源が3種あるので8電源の可能なタイトルです。
1種使えたものじゃないのは密に、密に。
実用レベルの2種はどちらもスタンド対応ですが、なぜかどちらも相手の盤面構築を妨害する能力を持っています。

移動を封じる
アンコールを封じる

コンスタントに手札を稼ぐ方法に乏しいので手が細いのは課題となりますが、扶桑が手のキャラを控えに送りながらソウルを盛るためスタンド対応と共にスピード感のある電源デッキとなります。
相手の盤面構築の妨害性能とスピードで対電源には有効なデッキになっていますが、有力な防御札を持たない上に山が堅くなりづらいため普通の1000/1にはそこまで強くありません。



アズールレーンの未来について

どちらかと言うと「これが来てほしい」よりも「これが来そう」をベースに考えていこうと思います。


「テンペスタ」について

Vol.1発売以降に追加された新規陣営で、軍艦中心だった既存陣営と違い、帆船や幽霊船といった艦船を中心とした陣営です。
(軍船もいるのでふわっとした表現になっています)
夏のヒロインとして株価上昇中のロイヤル・フォーチュンやASMRにもなったクトゥルフ系お姉さんのゴールデン・ハインドなどの人気キャラを擁する以上、参戦してくる可能性は高いと考えています。

約束を守って誘拐しにくる女

問題となるのはどの色に行くかですが、海賊船が多いため宝のイメージと合致する緑が筆頭かなと思います。
緑には今は重桜(日本系)の1陣営しかいないので色間の陣営数のバランスも多少是正されますし。


「META」について

2020年頃から登場し始めた既存キャラの闇モード的なキャラは「META」という陣営の所属になっています。
(闇落ちとは全然違うのですが、細かく説明すると長くなるので見た目基準でそう記載しています)

こんな見た目だがプレイヤーにかなり好意的で協力的

所属キャラはかなり多く、先述のテンペスタどころか東煌(中国系)、北方連合(ロシア系)、サディア(イタリア系)よりキャラは多くいます。
この大所帯がどこかの色にまとめて入ると色のバランスが崩れそうなので、入るならもとのキャラの色に入ると思いますが、次節の理由により今回は収録されないと読んでいます。


パラレルによる収録読みについて

Vol.1ではすべてのカードにパラレルが存在し、キャラのカードはノーマルが通常イラスト、パラレルが着せ替えイラストで収録されました。

よく通ったなと思うパラレル筆頭の1億の女※4

アプリにはすでに700以上のキャラが存在し、黎明期のキャラは着せ替えを持たないキャラも多くいますが、近年の新規実装されるキャラは実装と同時に着せ替えを貰うことが多いためパラレルとなってもイラスト違いの問題はありません。
ただ一部の新規実装キャラは着せ替えを実装時に貰えておらず、その状態でWSに来たらパラレルのイラストどうするの?という疑問が発生します。
先述のMETAは現状着せ替えを誰も持っておらず、ただ光らせるだけというのも芸がないと考えているため今回は収録されないと予想しました。


経験について

現在の部分で語った通り、アズールレーンは経験タイトルです。
そしてその経験の原因となった特別計画艦は順調に増え、URもどんどん実装されています。
有用なキャラが経験を持ってしまうと色の制限がどんどん厳しくなるため、まだWSに来ておらず経験を持つであろうキャラがどれだけいるかをまとめます。

黄:PR5、UR4、DR2
緑:PR2、UR3、DR0
赤:PR4、UR1、DR2
青:PR3、UR5、DR2

黄は擁する陣営がロイヤル(イギリス系)、アイリス・ヴィシア(フランス系)、東煌と多く、比較的少数しかキャラのいなかった陣営を中心に特別計画艦が来たことやアイリス・ヴィシアをフォーカスしたイベントでURを多く実装したため数が多いです。
青はユニオン(アメリカ系)と北方連合ですが、ユニオンにがっつりURを実装したため数が多いです。
経験8となるであろうDRは緑以外の全色に均等にいるように見えますが、赤と青の1人ずつはおそらく収録されません。
理由は前節のパラレル問題で、上記2人はまだ着せ替えが実装されていないからです。

赤ののんびりお姉さんナポリ
青の現場猫アドミラル・ナヒーモフ

なのでおそらくVol.2で経験の重い色は黄色になると予想されます。


武蔵について

5周年の目玉URとして実装され、アプリ内では人気性能ともに現在もトップクラスの日本の魂とも言える戦艦ですが、まず間違いなくWSでも目玉として収録されるでしょう。

溢れる包容力の2023年度人気投票2位

現在WSのアズールレーンには29種類のレベル3キャラがおり、特別計画艦、空母系、戦艦系でないキャラは4種のみです。
低レベル帯にも戦艦はいますが、せっかくの戦艦武蔵をレベル3キャラとしない理由はないと考えられます。
人気投票上位は高レアリティになりやすい(2017~2021の3回の人気投票上位9人のレアリティはRR5、R2、TD2)ため、RR枠を使う可能性も非常に高いと思われます。
効果に関してはまだ未知数ですが島風が「島風」であったように、武蔵が「武蔵」である可能性は十分にあります。

たった1人の黄色くない「武蔵」


キアサージ、ヒンデンブルクについて

誰だよと思う方も多いと思いますが、赤と青の「着せ替えを持っている」DRです。

いろんな陣営にときどきいるメカ系のキアサージ
鉄血(ドイツ系)にしばしばいる強者系のヒンデンブルク

特別計画艦6期組のフランドルとフィリックス・シュルツが宣伝用の画像にいることが確認されており、同期の2人もまず収録されるでしょう。

左下のカードのキャラ※5は2023年度人気投票6位

DRなので経験8がほぼ確定しており、2023年度人気投票もキアサージが4位、ヒンデンブルクが5位と非常に高いため高レアリティでの収録が期待されます。
効果次第で赤や青という色を牽引する存在となるでしょう。



Vol.2に備えて持っておきたいカード

追加によって既存のカードの価格が暴騰することがあるのはWSに限らずカードゲームの風物詩とも言える現象です。
乗り遅れないよう何枚かピックアップしておきます。
(互換や再録で外しても責任は負いかねますのでご了承ください)


絶対持っておくべきカード

クリーブランド

言わずと知れた「オカ研」

追加によって暴騰する筆頭のいわゆる「オカ研」です。
直近ではヘブバンやシャニマスのオカ研が追加で暴騰したのは記憶に新しいですね。
クリーブランドは控えからクロックに置くキャラを選べるため、経験の支援も兼ねられます。
よほどのことがない限り必要になるでしょう。


ユニコーン

「ユニコーン…がんばる!」「GG」

集中の多機能工化が進む現代WSでも非常に珍しい詰めに貢献する集中です。
集中はユニコーン以外にも大鳳、ドイッチュラントとタレント揃いではありますが、全員少し運用にはクセがあります。
Vol.2ではシンプルなパンプやシステムの集中が中心になりそうなので、唯一性のあるユニコーンは持っておきましょう。

経験8で意味不明なテキストが解放されるDRの0集中…まさかね


吾妻

盤面破壊の最終兵器

特別計画艦2期のDRで、例に漏れず経験8の枷を付けられたアズールレーンの誇る決戦兵器です。
同時バウンスなのでアンタッチャブル付与元と本命を1枚で飛ばせない欠点はあれど、出すだけで盤面をぐちゃぐちゃにする性能と微力ながら詰めに参加する性能はDRにふさわしいものになります。
解決札として優秀なので持っておきましょう。


扶桑、山城

ダイレクト4点で

扶桑山城の存在を前提にVol.2はデザインされそうですが、デッキコンセプトをひっくり返すようなバケモンが刷られない限り現役でいるでしょう。
最悪扶桑山城大鳳クリーブランドの0帯パッケージは不動という可能性もありますし。


念のため持っておきたいカード

長門

仕方なく積まれている感のある2019年度人気投票2位

アプリで主力中央※6に置くと重桜にバフを与えた再現をWSでやろうとした早出しヒールです。
書いてあることは強そうなのですが、アプリでは有力な相方の1人の大鳳とのシナジーが最悪、よしんば全面要求を達成しても配置制限と陣営縛りで使いにくいと専ら評判です。
Vol.1段階では緑が強く早出しヒールがこれしかいないのでしぶしぶ積まれていますが、Vol.2ではさすがに新しい早出しヒールが来るでしょう。
それだけならお役御免になりそうですが、武蔵や雲仙という重桜URが緑のエースとして収録されそうな以上、緑の早出し可能な経験枠として生き残る可能性があります。

信濃と共に水着※7をバカほど売った2023年度人気投票1位


モナーク

書いてあることは今でもかなり強い

チェシャー以外の枝がイマイチパッとしない(チェシャーも選択肢程度)ので採用率はイマイチ高くありませんが、未来で語った通りVol.2の黄色は経験8の計画艦DRを2枚を擁する経験の重い色になりそうです。
人気投票段階で実装されていたロイヤルURの2人はそこまで高順位ではありませんでしたが、その後実装されたURのアルザスとモガドールは運営のプッシュを受けたキャラで収録されるならテキストにも期待できます。
レベル2なので経験8の種にもなり、テキストが全体的に強力なため持っておくと良いでしょう。
懸念材料はアルザスとモガドールの着せ替え(水着)がヤバすぎて実装が割と新しくて収録されない可能性がある点ですかね…。

YouTubeから排除された女※8のモガドール


花月

ピンク髪だが極めて清純

扶桑との相性は良くありませんが、妙にパワーが出ることや先1で投げても何か持ってこれるなど独特の強さはあります。
現行でもクロンシュタットと組む小技があり細かいところが光るため、どこかで役立つかもしれません。


ドイッチュラント

これコモンってマ?

2レストだが5枚になったサーチ集中。
扶桑山城を筆頭に花月やパーミャチ・メルクーリアなどちょっと背伸びさせればレベル1にも届くレベル0を擁するため、その背伸びを支援できます。
5枚集中はなかなか収録されないため持っておくと良いでしょう。


自爆ボート

This is Japanese KA☆MI☆KA☆ZE

採用率は高くありませんがよく読むととんでもないことが書いてあるイベントです。
似たようなイベントとしてはホロライブの#ホロライブ4期生がレベル3コスト4追加コスト手札3枚で4ダメージ×2、フリーレンの一般攻撃魔法がレベル2コスト4で3ダメージであることを考えると凄まじいコスパを誇ります。
レベル3なので経験の種にもなりますし、ストックを使わない詰めがメインになればダメ押しの一撃になるので確保しておきたいです。


もしかすると…なカード

ヨークタウン、ラフィー、ビスマルク

ストーリー序盤で致命傷を負った悲運の人

アプリ内の話になるのですが、近年数人のキャラが強化形態として同人格の別キャラが実装されています。
上記3人はその強化形態をURで貰っており、収録されたらもしかすると何らかの参照を受けるかもしれません。

蘇りしファイティングレディの演出は数多のプレイヤーの心を打った


天城

病弱だが健啖家という珍しい人

前節の3人と同様に同人格の別キャラが7周年目玉URとして実装されました。
7周年が直近なので収録されない可能性も高そうですが、もしかするとがあるので念のため挙げておきます。

病弱属性は消え大食い属性が残った



あとがき

正直多少足りないところはあれど今でも十分やれるタイトルで「追加いる?」と思ってはいます。
まあ貰えるものはありがたく貰っておきましょう。

いろいろと堅いタイトルが多い現環境で攻めに特化したアズールレーンはかなりセンスの問われる状況にあると思います。
扶桑山城が全部破壊してイージーウィンさせてくれることもあるけど。

一時期は参戦タイトルに「これ既存プレイヤーターゲットにしてる?」という疑問がありましたが、前回の発表会では比較的元の路線に戻って一安心しています。
ぜひこの調子でお願いしたいところです。

何はともあれこの文章がアズールレーンVol.2に備える皆さんの一助になれば幸いです。

筆者の一番推し
テキストが物足りないのでスリーブで使う予定
「ハーマイオニーが推し」と言うと「山田?」と帰ってくるのは悲しみ


注釈

※1
エルドリッジのみVol.1発売後にUR化が来たため法則から外れる。
※2
アプリ内では改造と呼ばれる。
イラストが変わり、場合によっては最前線レベルへの強化が行われる。
※3
DLsiteで販売中のシリーズ。

筆者のオススメはダンケルク。
※4
5万円のマウスパッドを2000個弱売ったため一時期ついたあだ名。
https://s.inside-games.jp/article/2021/02/22/131081.html
※5
ジェーナス。
ロイヤルのSSR駆逐艦。
※6
旗艦枠と呼ばれる。
部隊の顔で戦闘不能になった場合問答無用で敗北。
※7
下記画像参照。
3位が本文中に出てきたアルザス、4位がキアサージ、5位がヒンデンブルク、6位がモガドール。

みんな欲に忠実である

※8
無料ASMRをYouTube公式チャンネルで配信しようとしたら諸事情で止められた。
DLsiteで無料配信中。
https://x.com/azurlane_staff/status/1796436450872877175?t=db0jNGngABRqb0SkYMXMQg&s=19


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