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「自分が恥かしくなった」
観ていてグサグサ刺さった。
自分が思っている以上に、自分はウンコだということを思い知らせれた。
今回観た映画は「37セカンズ」
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あらすじは…
生まれた時に37時間呼吸をしなかったために、脳性まひになってしまったユマは、車椅子の生活をしながら漫画を描いていました。
ユナは漫画を描いていましたが、親友のアヤカのゴーストライターだったのです。
アヤカはユマのおかげで売れっ子漫画家になり、人気ユーチューバーとなり華やかな生活をしていました。
ユマは自分の思うように体を動かすことが出来ず、ユマを溺愛している母親の恭子の監視もあり、好きなオシャレすら自由にさせてもらえませんでした。ユマは漫画を描いて一人で生きていきたいと思うようになり行動をします。
親友のアヤカの担当に、作品を見せてもらうも作風が似ていると却下、別の路線で勝負しようとアダルト漫画を書き編集部に持ち込みます。ですが、藤本編集長からは男性経験がないからと突き返されてしまいます。
ならば経験してやろうと思い、夜の歌舞伎町に行き、出張ホストを呼びます。
ですが、肝心なころで上手くできず断念せざるおえなくなります。ユマはホテルから帰ろうとすると、エレベーターが故障して動きません。困っていると舞という女性が助けに駆けつけてきてくれます。ユマは舞と出会い、少しずつ人生が変わっていきます。
多くの大人は、口ではあれこれ言う割に行動しない。さらに、行動しない理由を上手いこと作り、自分のプライドを保とうする。側から見るとダサいが、自分に限っては仕方ない思い綺麗事をならべ続けて酔い続ける。人や環境のせいにしてやるべきから逃げ続ける。こんな人間が多くすぎて、これが一般的な大人になっている。どれだけ行動しない大人が多いことか。
しかし、ユマは脳性まひで身体のほとんどが動かなくて車椅子生活にも関わらず、ゴチャゴチャ言わず行動する。一切、人や環境のせいにもしない。
男性経験をしないといけないと思い、一人で車椅子に乗り夜中の歌舞伎町にいけるか?好きな服を着せてもらえず、携帯を取り上げるほどの、過保護の母から逃げるために家出できるか?腐らずに謙虚に前を向いて生きていけるか?
僕が脳性まひで車椅子生活だったら、ユマみたい生きていけない。腐りまくると思う。とてもじゃないが前向きに生きることなんてできない。僕は幸いにも五体満足でこれまで目立った病気にもなったことない。車椅子の人よりも動けて選択肢も比較的に多いはず。
にも関わらず、行動力が尋常じゃないくらい皆無。頭の中では「あれこれやりたい」とかあるくせに、自分に言い訳して何もやっていない。ユマの覚悟と行動力を見て、。改めて自分の恥ずかしさに気づいた。
頭を激しく殴られた気分になり、やりたいことを覚悟をもってやらねばいけないと思った。時間がない、お金がない、タイミングが…、などあるが、まったくできないことはないはず。小さくてもできることをやろう。
来月36歳。自分に言い訳して後回しにするのような大人にならないようにしないと…。