惚れた求人が…
7月末から転職活動を始めて、毎日求人を見ているが惚れるような求人がない。
やはり、35歳でスキルなし実績なしの会社選びは、思った以上厳しい。
大して魅力を感じなかったとしても、面接の時には魅を感じたようなこと言わないといけない。感情が乗らない為、言っていて自分で気持ち悪い。
このまま惚れる求人に出会わないまま、妥協を重ねて会社を選ばないといけないのかと思い、未来に絶望を感じていた。
いつものように、仕事が終わって帰宅して、諦めながらPCを開いてエージェントからもらった求人票を開くと、激しく惚れる求人があり、目の白い部分がなくなるぐらい瞳孔が開いた。
新規事業の立ち上げで、キッズパークの運営・管理・マネジメントの求人。
僕はアパレル会社で、店舗マネジメント経験があるため、これまでの経験が行かせて新しいことにもチャレンジできる。
しかも、希望年収をあっさり超えており、勤務時間や残業時間などもやれる範囲内で待遇面もバッチリ。今までの面接で落ちてよかったとさえ思った。
即応募し、エージェントにも「いいすね!いいすね!」と生意気に機嫌上々で報告。さらに、書類審査もすぐ通り、面接日希望どうに決まった。これまでの転職活動が報われる日が近いと感じ、明日が来ることがストレスでは無くなっていた。
これからキャリアをやり直そうと決意を固め、即戦力で活躍するイメージはバッチリできていた。これまでの面接のフィードバックの改善をやり直し、落ちるわけにはいかないと準備万全。
後日、エージェントから電話がなり、要件は応募したキッズパークについてだった。面接に役に立つ極秘情報か?と思い、このエージェント気が利くやん!と思い電話をとる、僕の前に受けた面接の人が、キッズパーク経験者で急募に対して、すぐ動けるみたで採用されてしまい、僕の面接が消滅した。
転職活動を始めて約2ヶ月でいろんな企業を応募してきたが、これまの求人の中でズバ抜けて志望度が高かっただけに、激しくショックを受けてしまった。
映画などで、よく外人が激怒すると、ディスクの上のパソコンや地面に叩きつけるシーンを見かけるが、その時の気持ちが良くわかった。
まぁ企業のことを考えると、未経験者より経験者の方がいいし、急募に対してすぐ動ける人の方がいいに決まっている。だから、面接キャンセルなんておかしいことではない。
理屈ではわかりるが、惚れた求人だっただけに、めちゃめちゃ悔しい。
気持ちいい転職のチャンスだったのに。
自分の成果や実力不足はわかっている。好条件なんて求めていないし、やり直し決意はあるので、もうそろそろ仕事決めて転職活動終わりたい。
頭と胃が痛くなる日々はまだ続きそうやな。