初パソコン

34歳、ついにパソコンを購入。
しかも、いっちょまえにカッコつけたがりで生意気にのでMacBook Air。
カフェに行く度に、MacBookを使っている人がカッコよくみえ、ジェラシーを感じていたが、これで俺も同じようにカフェでカッコつけられる。

かれこれ3年ぐらい前からパソコンがほしくてたまらなかった。
周りにはちかいうちに、パソコンを買う買う宣言をしまくってしまっていた。
『さすが！』『マジすか！』『やりますね！』みたいなこと言ってくれ。優越感に浸りまくり気持ちよくなっていた。調子がいい中学生気分。
それに、暮らしではなくても全然困らなく、かつ絶望的な貧困のため、なかなか購入することができなかった。周りの人はパソコン１台ぐらい持っていており、パソコン１台も購入することができないなんてと、ブルーな気持ちになっていた。

これまでは仕事でもパソコンを使うことがなかったが、今月７月で会社を退社して転職する。それにいつまでも企業にしがみついていてはマズイ。自分でも稼ぎを生み出していかない。その為にはパソコンが必要。改めてパソコン購入の決意を固める。

早速次の日に、Appleストアへ。
自分で購入すると決めて店に来たのにも関わらず、店に入ると冗談抜きで少し震え出す。店員さんが丁寧に親切に接客してくれて見積もりを出してくた。想定はしていたが、改めて数字をみると震えが増してきた。
一括で購入することができずローン購入。本来であればワクワクするのだろうが、購入したあとは元とれるほど使うことができるのだろうか？毎月払っていけるだろうか？そんなことばかり考えしまい、ワクワクとはほど遠い状態。

購入して、商品を受け取り、店から出た後も嬉しさよりも、どうしよう感が上回ってしまい、帰宅している電車の中でも頭はソワソワしていた。

しかしもう返品することはできない。あとは使いこなすしかない。
少しずつでもいいから、使えるようになって、これからの暮らしにいかしていきたい。普通の人からすると『たかが、パソコン買うぐらいで…』と思われるかもしれないが、俺にとっては事件。

来年の今頃はカフェでもっとカタカタ使いこなし、副業で稼げるようになりたい。