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光る君へ48話 物語の先に を自然観察 

本当によく鳥が鳴いていたドラマでした。デタラメに鳥の声を入れているのではなく「わかってる人が音を入れている!」と1話目で察知し、追い続けた1年間でした。とっても楽しみました。

現代は、夏の野菜が冬でも食べられるような時代です。昔の人々の自然観とは大きく変わりました。でも、鳥たちは違います。夏に渡ってくる鳥は今でも夏に日本にやってきます。花もそうです。その季節に、その季節の花が開きます。

昔の人々は、そんな季節の移ろいを敏感に感じ取り、思いを重ね、見てきたはずです。ああ、当時の人の感性がボクにあったら、もっと身近な自然を楽しむことができるのだろうな〜。

しかしボクは歴史も古文も大の苦手でして。教科書を開くとまぶたが閉じてしまうのです。でも、大河ドラマなら大丈夫でした。まばたきせず、集中して見られました。そしてこのドラマを通じて、昔の人々の自然観が垣間見られたように思います。

制作スタッフの皆様が情熱を込めた作品を、じっくりと楽しませてもらった1年でした。ありがとうございました。


ヒヨドリ:まひろと道長、屋敷の橋でばったり

ヤマガラ:まひろ「飼っていた鳥が逃げ出して」

カラス:まひろ「散楽のものが殺されて」

※カラスはハシブトガラスとハシボソガラスがいますが、演出上使い分けているとは思えないのでカラスとまとめています。

ヒヨドリ:倫子「胸にしまって生きてください」

イカル、ツグミ:道長「藤式部と何を話しておったのだ?」

なぜこの2羽のミックスなんだろう?
ツグミはやっぱり「気持ちをつぐんでいる」のかな?倫子様

カラス:まひろの琵琶演奏

カラス:顕光「ではこれより〜」

チョウゲンボウ:頼通登場

遠吠え:道綱「オレ大臣になれないかな?」

ツクツクボウシ:嬉子は皇子を産んだ

スズムシ:嬉子は世を去った

展開早い〜

ツミ:後一条天皇のもと…

アオジ、ウグイスなど:賢子、御乳母に命じられた

ホトトギス:賢子「お昼寝中〜」

シジュウカラなど:赤添衛門朗読中

ヨタカ:F4の宴

キョキョキョキョ

モズ:菅原孝標女、作者を目の前に朗読

カラス:ききょうさんの登場

ホオジロ:ききょう「まひろさんは私よりお若いもの」

アオゲラ、ヒヨドリ:隆家来訪

ピョーピョーがアオゲラね

カラス:百舌彦「北の方様がお呼びでございます」

ヒヨドリ:公任「道長と同じ日にいくなんて」

フジ、ウグイス:頼通「おそれながら新たな女御を」

ツミ:彰子「お上の后も我らが妹」

ヒヨドリ:まひろ、かごを下ろす前

ヤマガラ:カゴが崩れた瞬間

ニーニーニーニー

カイツブリ:いと「若様はどちらに?」

モズ:賢子「新しい物語?」

モズ:まひろ、旅に出発

この番組でのモズの鳴かせどころは、最後までよくわかりませんでした。
キリキリシーンかと思うとそうでもないし。

?:まひろ筆を取る

最後に宣伝です。

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おしらせ

来年の大河ドラマも視聴する予定ですが、同じように鳥が鳴くかわかりませんので、ひとまずこのシリーズはこれにて締めたいと思います。

読んでいただいた皆様、ありがとうございました!

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くますけ|自然ガイド・クリエイター
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