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べらぼう1話 ありがた山の寒がらす を自然観察

江戸時代にいないはずのコジュケイが鳴いたので、今回の大河は自然観察はパスしようと思っていたのですが、じわじわと違和感が込み上がってきて。やっぱり書くことにしました。(以下、そのシーンのところに長文あります)


スズメ:九郎助稲荷も町に戻ってきました

だと思うんだけどなあ。地鳴きは苦手。

カラス:女たちに厳しい

竹に刺さったら痛そう

カイツブリ:茶屋の解説中

?:働かない次郎さん

チッチ言ってますね。だれ?

スズメ:貸本屋のシーン

これがスズメじゃなかったらどうしよう。ハラハラ。

カラス:二文字屋

カワラヒワ:朝顔ねえさん

川が近いのかしらね

?:そば屋

チッチ
地鳴き〜!やめてー!苦手教科!

カイツブリ:「千住に行くんだよ〜」

セグロセキレイ?:タバコ吸ってるシーン

なに?こういうのを入れ込んでくるの?この大河。

ヒヨドリとイヌ:人を見る目持ったほうがいいぜ

「いいぜ」って。笑

ササゴイ:皿をなめる

ゴイサギかもしれません。でも水辺が近いのですね。

コオロギ:最後まで優しい朝顔ねえさん

?:ボヤで済んだ

地鳴き〜

コジュケイ、ツミ、カラス:問題のシーン

朝顔ねえさんの埋葬シーン。わずか30秒ほどの間に3種類もの鳥の声が聞こえてきて、ボクは違和感を覚えました。葬いであればカラスだけでも成り立つはずです。なぜ、わざわざコジュケイ、ツミ、カラスと3種類の鳥を登場させたのでしょうか?

まず、江戸時代には存在しないはずのコジュケイ。NHKがそれを知らないとは考えにくいです。「あえて」この鳥を選んだのは?とボクは考えました。

「チョットコイ、チョットコイ」という特徴的な鳴き声。深い森の暗がりと不気味さを象徴させる意図があったのではないでしょうか。実際にボクもやぶの中から突然この声が聞こえてきて、鳥肌が立つとともにびっくりした思い出があります。制作側は、ある種の恐怖、異様な感覚を植え付けたかったのかもしれません。

次にツミ。スズメなどの小鳥を襲う小型のタカです。枝に止まって近くを通過する獲物を襲う「待ち伏せ型の狩り」が彼らのスタイル。狩られる側の小鳥たちにとっては恐ろしい存在です。ボクは重三郎が急襲されるのではないかと、ハラハラしました。

そして最後にカラス。「死」を象徴する鳥として、葬送シーンには定番の存在です。

これらの鳥の鳴き声が、短時間にたたみかけるように挿入されることで、張り詰めた緊張感、異様な雰囲気が、視聴者に強く印象づけられるのではないでしょうか。

でも、なぜコジュケイだったのか?時代考証を無視してまで。他の鳥ではなぜダメなのか?

たとえば、モズ。モズでもよかったはずです。同様の緊張感は演出できたはず。しかし!後の大切な渡辺謙様のシーンでモズの鳴き声が、かなり効果的に使われているため、ここでは使えません。
音のうるささでは、ヒヨドリでも良さげですが、ザコっぽい印象なので、この緊迫したシーンにはそぐわないでしょう。

あえて時代考証に反してまでコジュケイを選んだのは、視聴者に違和感、不安、恐怖、緊迫感を与えるためには、他に代替案がなかったからではないでしょうか。おそらく制作現場でも様々な試行錯誤を重ねた結果、この組み合わせにいき着いたのだと想像しました。

アブラゼミ:捨てられた蔦重

ツクツクボウシ:目からしょんべんの出る病になりますように

チドリ:やさしい朝顔ねえさん

ピピピピピ。コチドリかイカルチドリかわからないけど、チドリ系。

ヒグラシ:朝顔「どうせ分からぬのなら、おもいっきり楽しい理由を〜」

カワラヒワ:悪い人たちの豪華なお弁当

ビューイン

オナガ:重三郎「忘八が、ふざけやがって!」

ギューイ

虫の音:トイレ前で平賀源内と会話

小さな音でキチキチと聞こえます

?:田沼屋敷

カラララ、コロロロ

モズ:渡辺謙様登場!

ギチギチギチ〜
モズのモズらしい使い方。

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