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『文字のフィットネス』#5 緊急事態宣言解除、どうなるオンライン飲み会⁉ いち運動指導者が考える「オンライン」のカギ

全国的にコロナ感染拡大防止に関する緊急事態宣言も解除され、僕の住む生活圏内でもある梅田も、昨日5月27日の時点で、人の流れも随分戻っているように感じました。

梅田駅の地下街の飲食店なんかもここぞとばかりに、お仕事帰りの方々が大変多く入店されていました。
飲食店の活気と少し開放的な様な雰囲気は、自宅で仲間の顔が映る画面を見ながらのお酒では、とても味わう事ができない。
ある種の「非日常」な空間だったりします。

飲み屋街イメージ

オンライン飲み会登場!

一方、この二か月の緊急事態宣言の期間中、我々は「オンライン飲み会」というものを覚えてしまった。
帰りの心配をしなくても良い、自分のペースで飲める(何飲んでてもばれない(笑))、背景などを変えるとなかなか面白い事になる…など、リアルの飲食店での「ちょっと一杯」には無い利点も色々とあります。
ただ通信環境によっては、変な顔になっている時にフリーズしてしまったり、良い事言ってるはずなのに「宇宙語」みたいになってしまったり、環境面での影響は出やすいですかね。

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しかし、なんだかんだ言って、これからもオンライン飲み会という新しい文化はそれなりに定着していきそうな気はしますね。

前回の投稿でも少し触れましたが、これまでは「おもしろ企画」的な位置付けだったオンライン飲み会が、今回のこの期間で完全に市民権を得ました。
ちょっとした非日常的にテンションの上がるリアルな飲食店の雰囲気にはかないませんが、そこそこリフレッシュ効果もあるし、逆にいろんな理由でオンライン飲み会の方が都合が良い場合なんかもある(笑)。

テレワーク続けたい?テレワークの仕事効率は?

昨日の、大阪・梅田の飲食街を見ての感想ではありますが、これ、仕事や学校の授業、勿論我々フィットネスの世界にも共通して言える事でしょう。
無理・無駄・ムラを解消する一手段としてオンラインというツールを活用していきたいものです。

ここで一つ、面白いデータが。

COVID19終息後のオンライン①

COVID19終息後のオンライン②

これは、僕が尊敬するある先輩がFacebookに投稿されていたデータ。
公益財団法人・日本生産性本部がテレワークの男女に行ったアンケート結果です。

コロナ収束後もテレワークは続けたいが、効率が下がった、またはやや下がったと感じる人が約65%もいるという事。
ネット環境などの条件や、仕事内容によっては必要資料や書類などの取り扱いなどの面でやはり不便。
飲み会ではその心配はないですが、仕事となると、生産性はやはり少し下がってしまうようです。

フィットネス業界に当てはめると…

フィットネスの世界で考えると、僕の従事する運動指導の仕事で考えると、ネット環境に関する部分は大きく影響するように思います。
5G回線の登場により、通信スピードと質が向上する事で、今後良くなっていくとは思いますが、現状はやはりまだまだリアルでの指導には質的に追いつけないように感じます。

あと、運動をするという事を考慮すると、ご自宅でどれだけの事ができるのか…という問題もあります。
フィットネススタジオなどで行われているのと同じようなエクササイズをご家庭で行うとなると、なかなかハードルが高かったりもします。

僕個人的には、オンラインのコンテンツが普及するのは大賛成ですし、必然的にいち選択肢になってくるだろうと考えますが、それをより有意義なものにする為に超えるべきハードルはまだいくつかありそうだなと感じます。

先ずは我々指導する側が「誰に」「なにを」発信するのか、しっかりと考える必要があるように思います。


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