月光団本部が「歴史」をやる意味
「地元の事をやってなんになる」
とにかく月光団はそういわれ続けました。
月光団本部となった今でも一部から聞こえるような影の声で言われています。
まあ、言われ続けて700回。
続くもんですね。
かと、思えば。
「月光団のような地元の番組を作りたいですが、なにをやっていいかわからないです」
と言われます。
特別なことはなにもないんです。地元の事なんて。
道を歩いていて、
変な看板を見つけて、
「ここは何の店?」
と思ってその店を調べる
これだけでも「地元の事」です。
月光団はたまたまそのベクトルの数が多く
地元が好きで、地元を盛り上げようとする様々なジャンルの人間が自然発生的に集っている(最近はミュージシャンが多いですが)だけの話でなにか特別な番組ではないのです。月光団本部は。
様々なジャンル。
その中に歴史があります。
僕の得意分野ですね
意外とやってないんだよね。地元の歴史のお話。
歴史はその地域の民俗と文化に直結するので「地元の話」としては核になりうるジャンルです。
相模原市でもそんな民俗と直結する歴史があります。
相模の大凧です
相模の大凧は、天保年間(1830年頃)から継承される相模原市の伝統行事です。
新戸を中心とした新磯エリアはこの大凧と共に歴史を刻みました。
大凧の歴史を知れば、新磯地区の輪郭がくっきりと見えてきます。
今日、相模の大凧センターの中に掲げられている大凧が、17年ぶりにリニューアルされました。
大凧センターができて17年。開館以来の大凧リフレッシュ。
今年は相模の大凧祭りがコロナのやろーのおかげで中止となったので
今年唯一あがった凧です。
大凧センターにきて、この圧巻の大凧を見上げる。
これより大きな凧が、相模の大凧まつりで空を舞う。
それを感じるだけでも地元の事。
相模の大凧センター。
ここです。
つぎはここへ
相模原市立図書館です。「図書館へ行こう」の収録
放送予定日
図書館へ行こう 相模原市立図書館
10/24 10/31 17:45頃
*再放送は「とれたてランチBOX火曜日」「月光団ブルー」内。
相模原市立図書館から
ひさしぶりだね。ミウル。
久しぶりだね。公文書館。
ちょっとした書類渡しの打ち合わせです。
15分程度の予定。
の、つもりでしたが。
歴史の話で大いに盛り上がりました。
一時間も。
初めて会う方でしたが
実際に現地を見たり、古文書を読んだりしている人は強いね。
何時間も話せる。この時も公文書館が閉まる時間だったので
しぶしぶ話をきりあげました。
実際に見ると、感じると
教科書やネットで見る歴史と違います。
ネットでしか地元の歴史を見てない人がいうのでしょう
「地元の事をやってなんになる」
歴史は
その土地で生きてる人々の足跡の集合体であり
その土地で生きていた人々の生きた証です。
農作物を多くとるために新田をみんなで開発した結果が「清兵衛新田」で。
たくさんの人が商売をしたから「久保沢の市」や「上溝の市」ができたわけで。
当麻ではみんなが念仏を唱えたから「念仏講」ができたわけで。
歴史はその街の成り立ちを表し、その街の人々の生活を表しています。
故に。
地元の事を知るために
手っ取り早いのが「歴史」なのです。
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