熊本地震から3年経つ今、熊本は。 ~いだてん第23話「大地」~
今回のいだてんは熊本地震で被災した人にとって印象に残る、「関東大震災」の内容が主なストーリーでした。
必死に避難する四三たちの姿を通して、同じ心境を通過したことを思い出します。
「地震」という共通テーマで、今回のいだてんと熊本地震をつないで記事を書こうと思います。
関東大震災の被害の概要
関東大震災は、気象庁の計測から今の基準に合わせると、最大震度7の大きな地震だったそうです。
死者は105,385人、全潰全焼流出家屋293,387戸にも上り、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインにも甚大な被害が出た地震でした。
(内閣府HPより)
地震よりもその後起きた火災による被害が大きいと、ドラマの中でも説明がありました。
今の東京で地震が起きたら大丈夫だろうか、考えさせられます。
熊本地震から3年後の今
最大震度7の地震が立て続けに二度起こった熊本地震から3年後、今の熊本はどんな風に復興が進んでいるのでしょうか?
先日、熊本市民として、「市長とドンドン語ろうの会」が開催され、そこに参加しました。
(熊本市役所HPより転載)
大西熊本市長が復興について説明されていたので、その内容を主にお伝えしようと思います。
現在は5つの柱を決めて復興を進めています。
「創造的復興」を掲げ、もとに戻すだけではなく、さらに発展させていこうという考えです。
新しい「桜町ビル」も出来つつあり、賑やかな街になりそうな雰囲気を感じています^_^
しかしその一方で、だいぶ数は減りましたが仮設住宅に住まれている方も多くいらっしゃいます。
まだ7157人もいるのかと、驚いたのが正直なところです。
熊本城もまだまだ再建途中。
課題は山積みですが、少しずつ進んでいくように出来るところからやりたいなと思っています。
(NHK大河ドラマ「いだてん」の画像は全てTwitterの「いだてん」アカウントから転載させてもらっています。)