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【注文数が2倍に!】YouTubeでコンバーションを伸ばす意外な方法とは

こんにちは!
株式会社Kumarbaのマーケティング・コラボ担当の土本(つちもと)です。
※私のプロフィールはこちらをご覧ください

クマーバチャンネルでは、これまで様々な企業や自治体とタイアップを実施しています。
タイアップの効果として、これまでは「中長期的なブランディング」を狙った取り組みが中心でした。
なのですがここに来て、キッズチャンネルでも「短期的なコンバージョン(注文)につながる」取り組みのヒントが見付かりました!
今回はそちらをご紹介いたします。



どんな取り組みをしたのか?

YouTubeクマーバチャンネルで人気の楽曲メドレーLIVE配信動画に、クマーバとタブリスの掛け合いによるインフォマーシャル広告を、一定のペースで掲出しました。※20分(楽曲4~5曲程度)に1回ペース。
というとてもシンプルな企画なのですが、この取組を実施いただいた企業の注文数が実施後に約2倍になりました。


【ポイント1】 テレビ画面からの視聴が多かった

YouTubeクマーバチャンネルのLIVE配信動画のデバイスごと視聴時間の比率
6/17~7/14(4週間)の集計

上は、特定のLIVE配信動画における、デバイス別視聴時間をまとめたものです。ご覧の通り3/4(75.2%)はテレビ画面を通して観られています。
テレビモニターと他デバイスとの視聴の違いとして、テレビは「保護者と一緒に観る」ケースが比較的多いことが挙げられます。
マーケティングの観点としては、購入の意思決定者である保護者に訴求しやすく、コンバージョンに繋がりやすいと考えています。


【ポイント2】 視聴中にタイアップ広告に出会える確率を上げた

LIVE配信動画の平均視聴時間(分)
6/17~7/14(4週間)の集計

こちらは同じLIVE配信動画の平均視聴時間の推移です。ご覧の通りほとんどが20分以上の視聴となっています。
前述したLIVE配信の構成(20分に1回ペースでインフォマーシャルを流す)と付き合わせると、「1視聴につき1回はインフォマーシャルが流れる」と言えます。
視聴者に確実にインフォマーシャルを届ける構成も、コンバージョンに繋がった要因と思われます。


【ポイント3】 QRコードを画面上に掲出した

(事例) 富士フイルムイメージングシステムズ様との取組

一般的なYouTubeマーケティングの手法として
「動画から概要欄に誘導 → 概要欄のURLから企業のECに飛んでもらう」
という流れが定石です。
なのですが、子ども向けチャンネルはそれが通用しません。
大半を占めるテレビ視聴では概要欄まで見ない、他デバイスからの視聴だとしても、子どもはそのような操作をできないためです。
そのため、インフォマーシャル上でQRコードを掲出し、保護者の方がテレビモニターに映るQRコードをスキャンする見せ方を実施しました。これが効果があったようです。


【まとめ】「テレビショッピング」的な見せ方が効果を高める?

以上の3つのポイントが今回成果が出た要因だと考えました。
まとめると、キッズ向けYouTubeチャンネルでビジネス的なコンバージョンを上げるには…
1)キッズ向けYouTubeチャンネルはテレビ画面で観られることを意識
2)20分に1回ペースなど、確実に観られる状態を作る
3)テレビ画面を通して視聴者が行動しやすい画面を工夫する

つまり、
YouTubeでもテレビショッピング的な見せ方を意識して動画を制作する!
ことが、重要といえます。

考えてみれば、
視聴者にとってテレビで流れているものが、テレビ番組でもYouTubeでもあまり違いはなく、行動や態度変容は変わらないのかもしれません。
長い歴史を持つテレビショッピングは、そのモニター越しに視聴者に行動を起こしてもらう知見を豊富に抱えており、その見せ方に学ぶことは多いな…と感じ入った次第です!

Kumarba社ではこのような知見を、他社様のSNSマーケ・コンテンツマーケに活かしていただく取組もお受けしております。
ぜひ少しでもご興味あれば、お問い合わせフォームまでご連絡ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

Kumarbaへの問い合わせフォーム
株式会社Kumarba:HP


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