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【テレビアニメ化決定】テレビをやる理由とは?YouTube発キッズIPクマーバの裏側【決断と葛藤】

今日も見ていただきありがとうございます!
株式会社Kumarba代表の樋渡(ひわたし)です。
今後もみなさまに有益な情報を小出しにできればと思いますので、よかったらフォローよろしくお願いします。

今回は、先日発表したテレビアニメ『クマーバ』について、「なぜ今更テレビなのか?」「どんなことを考えているか?」など裏側について書いていこうと思います。
※「クマーバチャンネル」についてはこちら↓

テレビアニメ概要

YouTube「クマーバチャンネル」を原作としたテレビアニメ「クマーバ」が、2024年4月からテレビ東京ほかにて放送が決定しました。
プレスリリース発表の時には、ナタリーさんやねとらぼさんなど取り上げていただいてかなりの反響がありました。

YouTube「クマーバチャンネル」はYouTubeの世界を探検するストーリーでしたが、今回は「インターネットの世界にレッツゴー!」をテーマとして、ネットの世界にいるお友達のピンチを助けるアクションコメディになっています。

なぜ今更テレビ?

「令和を代表するキッズIP」になるぞ!と思いを込めて令和初日の2019年5月1日、YouTubeに初めて動画を投稿しました。
※IP = 知的財産

それから4年半、「クマーバチャンネル」はぐんぐん成長し、総再生回数7億回、登録者数47万人と、当初誰も予想できなかったくらい多くのお子さんやご家族の方にYouTubeで観てもらっています。

映像はYouTubeだけではなく、AmazonプライムビデオやApple Music、LINE MUSICなどより多くの方に見てもらえるように複数のプラットフォームで配信しています。

ただ、ずっと言われていることがあるんです。
「クマーバは何者?」
Googleで「クマーバ」と調べると第二検索ワードで「何者?」と出てくるくらいみんな気になっています。

キッズに人気のIP

1位:それいけ!アンパンマン
2位:ドラえもん
3位:プリキュアシリーズ
4位:仮面ライダーシリーズ

バンダイこどもアンケートレポート Vol.244(2018年6月21日)

「アンパンマン」は元々は絵本発のIPで今年テレビアニメ35周年、「ドラえもん」はコミックス発で来年テレビアニメ45周年のIPです。
「プリキュア」と「仮面ライダー」はテレビ発のIPで、今も放送されています。

仮説ですが、「テレビで放送されているIP= 安全なもの」と親御さんが認識しお子さんに放送をみせてグッズの購入につながっているのかなと思っています。

またグッズ販売について、グッズをお店に置いてくれるバイヤーさんは先輩方が多く「テレビアニメをやっているかそうではないか」でお店の棚が決まっている感じがしています。

「クマーバチャンネル」を4年半やってみての結論としては、「キッズIP領域においてテレビはすさまじく権威があるメディアで、放送にのせないとTOPになれない」と思ったのでテレビアニメ化を決めました。

テレビアニメをやる2つの理由

1、権威付け

これは今まで書いてきた通り、YouTubeという誰でも投稿できるプラットフォームではなく公共の電波を使って放送することで、IPとしての権威をつけるためにテレビアニメ化を行います。

2、視聴年齢を上げる

YouTube「クマーバチャンネル」を見てもらっている6割のお子さんが0〜1歳です。メインコンテンツが童謡やキッズソングなので、0〜1歳のお子さんとご家族が音楽を通して楽しまれていると思われます。

また弊社土本(つちもと)が投稿したnoteにもありましたが、「保護者の手が離せない時にYouTubeを観せている」というご家庭も多く、家事や食事の準備シーンで「クマーバチャンネル」を活用いただいているためだと思われます。

YouTubeのコミュニティでのアンケート

テレビアニメでは歌コンテンツではなく、クマーバがインターネットの世界で活躍するストーリーアニメを放送予定ですので、物語の内容がわかる2〜6歳をターゲットに設定しています。

また2〜3歳になるとお店の売り場で「これがほしい」と言えるようになり、お子さん自ら指名買いができるので視聴年齢を上げるためにテレビアニメ化を決めました。

量販店の玩具コーナーでクマーバグッズを見つける 樋渡息子

今後のロードマップ

YouTubeは原作として常にコンテンツを配信し続け、地上波テレビアニメで更なる認知獲得を行います。
さらに映画化もできればやりたく…2030年に「キッズに人気なキャラクターランキングTOP5入り」を目指していきたいと思っています。

おわりに

今回は「なぜテレビアニメ化を決めたのか?」について書きましたが、次回はアニメの中身について書いて行きたいと思います。
2Dなのか3Dなのか?なぜそう決めたのか?なぜ製作委員会は組まずに1社で行うのか?などまだお伝えしたいことがありますのでお楽しみにいただけますと幸いです!

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