赤ちゃんが頭をぶつけた!すぐにできる具体的な対処法と事故防止策
緊急性の高い症状
以下の症状がある場合は、迷わず救急車を呼んでください。
ぶつけた直後にぐったりして泣かない
反応がなく意識がない
けいれんを起こしている
呼吸が止まっている
顔色が悪い
大量の嘔吐がある
頭から出血している
自家用車で受診すべき症状
以下の症状がある場合は、できるだけ早く自家用車で病院を受診しましょう。
呼びかけてもぼんやりしている
名前を呼んでも反応が鈍くぼーっとしている
意識はあるが手足の左右の動きが違う
頭痛がひどい
繰り返し吐く
不機嫌で、ぐずり方が激しい
普段より眠りが深い
眠りから覚めない
診療時間内に受診する症状
以下の症状がある場合は、診療時間内に病院を受診しましょう。
普段通りに泣き、手足を左右差なく動かす
嘔吐が1-2回のみ
泣き止んだら普段通りに過ごしている
迷った場合は
症状が軽度であっても、心配な場合は迷わず医療機関に相談しましょう。
かかりつけ医に電話で相談する
夜間や休日に受診できる医療機関を探す
事故を防ぐポイント
成長発達に合わせた生活環境を整える
ハイハイやつかまり立ち、一人歩きを始めたら、階段にはガードなどをするなど、赤ちゃんが安全に過ごせる環境を整えましょう。
自動車に乗る時は
必ずチャイルドシート、ジュニアシートを装着し後部座席に乗せましょう。6歳未満は義務です。
自転車や三輪車、キックボードに乗る時は
ヘルメットを着用させましょう。
おうちケアのポイント:24時間観察を
打ったところに大きな傷がなければ、受傷直後から冷やすようにしましょう。
24時間は保護者が赤ちゃんの様子に変化がないか注意して観察しましょう
眠っているのかわからなければ、起こして意識の確認をしてください。
まとめ
赤ちゃんの頭部打撲は、早期発見・早期治療が重要です。この記事を参考に、慌てずに状況を判断し、適切な対応をしましょう。