川崎大師大開帳参拝 03 参拝順例01
川崎大師大開帳参拝三日目.
とりあえず,三日坊主になはった.
ご開帳とお開帳
ご開帳の意味を考えてみる.ご開帳というのは,普段開帳されていないもの,つまり閉帳,閉じられている帳が開けられるということだが,当たり前と言えば当たり前である.
信州善光寺の7年に一度の秘仏公開なんかが,すぐに思い浮かぶが,川崎大師では,普段帳の中にいる弘法大師が姿を現す.
そういえば,善光寺のご開帳って,本尊は公開されないで,前立本尊というご本尊の代わりのものが公開されるんだよな・・・秘仏と言えば秘仏なのかもしれないけど・・・
このご開帳期間,朝6時にお開帳,夕方16時にお閉帳というように,川崎大師では,お開帳とお閉帳が毎日されている.朝6時から赤札待機列に並んでいる熱心な方々も多いが,御大師様へのご挨拶をしてから並ぶのが個人的に気に入っている.
参拝順例
以下,朝6時のスケジュール例
05:55 本堂着
供養塔に挨拶
本堂参拝
06:00 納経
御朱印拝受
06:00から,双盤引声念仏が開始されるので,御大師様にご挨拶
06:20 赤札列待機
06:30 赤札列締め切り
07:10 赤札拝受
川崎大師双盤講による双盤引声念仏は,2019年に川崎市の市重要習俗技芸に指定された文化財である.詳細は川崎市のページを参照(https://www.city.kawasaki.jp/880/page/0000104723.html)
3月の御影供の際にもご開帳されるのだが,その際にこの双盤引声念仏によって,お開帳とお閉帳とがなされる.なかなか見ることがないので,文化財の鑑賞という点でも,朝のお開帳を見てから列に並ぶのはいいのではないかと思う.もらう御札って「南無阿弥陀仏」だし.
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