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川崎大師大開帳参拝 06 世話人

世話人

 ご開帳に携わっている人は多い。10年に一度、とても多くの人が参拝に訪れるので、お坊さんや職員さんだけでは人が足りず、近所の商店の方々などが世話人となり手伝っているようだ。参列者を案内・誘導するだけでなく、本堂に上がる階段では、お年寄りの手を引いたりと、参拝の介助も行っている。
 この方々は、こういう手伝いしている限り赤札もらえないよなぁなんて思っていたところ、最後尾に並んだ時に、謎が解けた。
 この方々は、一般参列者の最後尾の後からついてきて、一般参列者の後に赤札を拝受するのだ。手伝った後には赤札をもらえるという、うまい流れになっているようだ。

 境内には世話人の詰め所があり、ここに詰めている人たちが、赤札授与がある際に動くので、護摩修行の前に、詰所の人たちに動きがあるかないかというのが、赤札授与有無の目安になるとかならないとか。

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