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読んだ本まとめ【2023.11】

もう12月ですねー。全然年末感がないです。
(毎年同じことを言ってる気がする…)

そろそろあちこち掃除しないとなあ。。。
あー、断捨離もしたいなあ。。。
美容院にも行かないと。。。
年賀状の準備もまだだしなー。。。
やることがいっぱい😱
とりあえずタイヤ交換だけは済ませてあります💪

今月はシリーズ物の新刊が何冊か出たのと
図書館から予約本が届いたので
読書が進みました。
でもコタツを出したので
夜は寝てしまうことも多くて
何度も同じページを読んだりしました(笑)

今月良かったのは
『十戒』『ばにらさま』『ケチる貴方』
の3冊です。


2023年11月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3458ページ
ナイス数:525ナイス

https://bookmeter.com/users/137328/summary/monthly/2023/11


■間の悪いスフレ (創元クライム・クラブ)

【102】【図書館本】『ビストロ・パ・マル』のシリーズ4冊目。ドラマも見ちゃったので俳優さんの顔がチラつくけど、イメージがちょっと違うかな。7つの短編。料理はどれも美味しそう。フレンチなど食べに行く機会はほぼないけど、こんなお店なら行ってみたいなあ。全体的にあっさりした感じなのは短編だからかな。どれもハッキリ結末が分からずモヤモヤする。コロナ禍やウクライナの社会情勢を盛り込み、何となく不安感が漂う感じだった。
読了日:11月26日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/21496895

■自転しながら公転する

【101】【図書館本】重い更年期の母の介護のため、仕事を辞めて実家に帰ってきた都。アウトレットモールのショップで働くが、職場の人間関係はあまりよろしくない。同じモールの回転寿司で働く貫一との出会い。両親との関係、職場のあれこれ、貫一との恋愛と盛り沢山。貫一はいい人だけど、結婚となるとやっぱり考えちゃう要素はあるよね。厚かったけど、読み始めたらグイグイ読めた。んー、プロローグとエピローグはなくても良かったかなあ。ミスリードを誘うためにあったのだろうか?もう新作が読めないのは残念です。
読了日:11月26日 著者:山本 文緒
https://bookmeter.com/books/15878878


■憧れの作家は人間じゃありませんでした4 (角川文庫)

【100】あー終わってしまった。彼女は予想通りだけど、それ以外の結末が考えられない。本当にいい終わり方だったなー。番外編とかスピンオフとか出たらいいのに!
読了日:11月20日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/20884824

■憧れの作家は人間じゃありませんでした3 (角川文庫)

【099】シリーズ3巻目。可愛い小人家族の話から、人狼事件まであっという間に話が進む。せっかく書き上げた原稿もそんなことになってしまって。あと1巻で完結なんて寂しいー。人外さん達と警察と編集さんと、愉快な仲間たちとのやり取りは相変わらず楽しかった。あさひとルーナちゃんも少し仲良くなれたみたいで何よりです。
読了日:11月19日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/12669130

■ケチる貴方

【098】【図書館本】読友さんのレビューが気になったので図書館で借りた本。大分特殊な事情?のある女性の話が2つ。極度の冷え性の女性と脂肪吸引にハマる女性。冷え性の女性はケチ精神を封印すると体温があがる。脂肪吸引は、ダウンタイムが目的になっちゃってる感。どちらもそれぞれの女性視点で語られる。そして、どちらも仕事は出来る。大きな事件も起こらず、盛り上がりもないけど目が離せなくなり一気読み。ここまで極端じゃないけど、こういう気持ちは私の中にもあると思う。なかなか面白かった。
読了日:11月17日 著者:石田 夏穂
https://bookmeter.com/books/20535251

■ばにらさま

【097】【図書館本】若い頃山本文緒さんの本にハマって何冊か続けて読んだことがあった。細かい内容は忘れてしまったけど、印象深かったのは確かである。また山本さんの本を久しぶりに読みたいなと思っているうちに亡くなってしまって非常に残念。そんな久しぶりの山本さんの短編集。どの話もザラザラして、結末もハッキリしないのにモヤモヤせず私には合っている。読んで良かった。
読了日:11月16日 著者:山本 文緒
https://bookmeter.com/books/18474280


■憧れの作家は人間じゃありませんでした2 (角川文庫)

【096】憧れの作家は〜シリーズ第2弾。優しい狸の話、あさひの担当作家さんの恋人は…という切ない話、あさひにピンチが訪れる話に番外編のルーナちゃん。オカルトでもホラーでもなく、ちゃんと切ない話になっているのがいいよね。高槻先生の話とはまた違う雰囲気で早く続きが読みたいです。
読了日:11月13日 著者:澤村 御影
https://bookmeter.com/books/12252124

■まりも日記 (講談社文庫)

【095】真梨幸子さんは2冊目。イヤミスの作家さんのイメージが強くて苦手意識があって。猫の話なら大丈夫かな?ちょっと思ってたのとは違った。短編集だけど、これは繋がってるのか。頭が悪いのか記憶力が悪いのかは謎だけど、どことどこが繋がってるのか分かりづらく、混乱してしまった。ネコちゃん達ももうちょっと違う種類を登場させてくれたら分かりやすかったのにーと思ったり。とりあえず後半のシモの話はいただけなかったわー😱
読了日:11月12日 著者:真梨 幸子
https://bookmeter.com/books/21266081

■吸血鬼の原罪 天久鷹央の事件カルテ (実業之日本社文庫)

【094】天久鷹央シリーズ、最新巻。公園で血液が抜かれた遺体が見つかる。近くにいたホームレスは吸血鬼を見たという。その後、同じような手口の事件が連続し、またまた鷹央と小鳥遊と鴻ノ池のタカノトリトリオが捜査する。というお決まりのパターンだけど、いつも通り違法だってー💦見つかるよー!と変なドキドキ感がある。このシリーズなので病気絡みであることは最初から想定内。しかも珍しい症例なので推理は無理。色々引っかかるところは全部スルーで楽しく読みました。
読了日:11月11日 著者:知念 実希人
https://bookmeter.com/books/21523908



■ホテル・カイザリン

【093】【図書館本】長編だと思っていたら短編集だった。『未事故物件』は既読。どの話もスッキリとは終わらないが、やっぱり面白い。『金色の風』は読後感が良かった。それ以外はほぼダークな雰囲気。サクサク読めて、ちょうど良かった。
読了日:11月08日 著者:近藤 史恵
https://bookmeter.com/books/21431945

■十戒

【092】【図書館本】方舟の作者さんだし、ネタバレ厳禁だと聞いたので、もう最初から全員疑うよね。伯父が遺した離島でのクローズドサークルもの。お約束通り殺人事件が起こる。クローズドと言ってもスマホは繋がるし、助けを呼ぼうと思えば呼べる。しかしそこには犯人が残した『十戒』があり、犯人を捜してはならない。方舟ほどの衝撃はなかったし、犯人の予想も何となく出来てしまう。でも本当の衝撃には公式サイトのネタバレを見るまで気付かなったわー。ズルいよー(笑)
読了日:11月08日 著者:夕木 春央
https://bookmeter.com/books/21422033

■浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン (講談社文庫)

【091】4年振りの新刊。もうこのシリーズは出ないのでは?と思っていたので嬉しかった。今までこのシリーズでは、ほんわかした登場人物の割に殺人事件がバンバン起こっていたのだが、今回はちょっと方向性が違った。数学の話は楽しいけど、小説としてはどうかなあ。あまり進展もなくどこまで引っ張るのかな。数学オタクの渚は可愛い。作者さんがあとがきで『渚は天才少女ではない』と言ってたのに、その後の解説に『天才少女』って書かれててちょっと違和感。
読了日:11月06日 著者:青柳 碧人
https://bookmeter.com/books/21499333

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