インフルエンサーの権威バイアスに気をつけろ!
数あるnote記事の中から、ご覧いただきありがとうございます。
くまぱんだ🐻🐼です。
世の中には肩書きや地位がある人がいます。
例えば、会社の社長、大学教授とか、ある分野の専門家、芸能人やユーチューバー、SNSでフォロワーが多い人、Voicyやスタエフなど音声配信をされていて、リスナーが多いインフルエンサーもいるでしょう。
人は、このような権威のある人の言動を全て正しいと思い込んでしまう、鵜呑みにしてしまう習性があります。
でも、本当にその発言は正しいのでしょうか?
何も考えず思考停止していませんか?
物語(フィクション)を作ってみました。
この物語に隠れている行動経済学は何でしょう?
この物語には4つの行動経済学的バイアスが入っていました。
①権威バイアス
物語の始まりで、有名投資家くまぱんだが浅はか工業の製品「ボイスリンクフロー」を高く評価します。くまぱんだは地元で高い評判を持つ投資家であり、彼の権威的な立場や成功を基にした推薦が、他の投資家や市民たちの意思決定に大きな影響を与えます。
②バンドワゴン効果
くまぱんだの推薦を受けて、他の個人投資家や市民たちも次々と浅はか工業に投資を始めます。くまぱんだの成功と権威に引き寄せられて、投資が集中する様子がバンドワゴン効果の具体例です。他者の行動に引きずられるようにして投資が拡大していきます。
一般的にはラーメン屋に並ぶ行列などがバンドワゴン効果の事例として例えられます。
③同調バイアス
バンドワゴン効果が発生した後、物語の中で同調バイアスが浮かび上がります。他の投資家や市民たちは、くまぱんだや最初に投資した人々の行動に合わせて自分の意見や行動を調整し、浅はか工業への投資を続けます。同調バイアスは、他者の行動や意見に合わせようとする傾向を指します。
④正常性バイアス
物語の結末で、浅はか工業に対する一部地域での疑念が広がりますが、多くの投資家や市民たちはくまぱんだの権威に依存し、「大丈夫だろう」という正常性バイアスによって投資を続けます。予想外の事態やリスクを過小評価する傾向が見られます。
一般的には登山中の噴火や雪崩などが発生しても、避難せずカメラで写真を撮っている人達が事例として例えられます。
結論
権威にとらわれず、きちんと見極め、自分が得た情報を、そのまま鵜呑みする前に、きちんと確かめることは大切ですね。
standFMでも同じ内容を配信しています。
よかったら聴いてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊
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