超能力が使えるとしたら
使える能力が複数でも単数でも「超能力を使うことができるという能力」といったチートっぽい能力でもいいが、
これだけは欲しい。
テレパシー
口を開く手間を省ける。
齟齬が生じない。(てか齟齬って漢字で書けない)
感覚的な部分も伝わる。
気持ちだって分かる。
今は
口に出している気持ちが本心なのか、隠している気持ちが本心なのか、行為から読み取れる気持ちが本心なのか、催眠術で引き出される気持ちが本心なのか、無意識にある気持ちが本心なのか。
一体全体どれが"本当"の"本心"だか分からないけど、テレパシーが使えるようになれば"本心"とやらも特定されるだろう。いや、それともテレパシーで分かる気持ちも本心ではないのか。疑問は尽きない。
けどテレパシーは何かと便利そうだ。公共の場で秘密の話もできるし。口にしづらい話題だってできる。
ところで口を開かずに"話せる"とはどういう感覚だろうか。水の中で呼吸をするイメージが近いのではないかと思う。スコーピオンという映画では水中で"呼吸"をしていた。
どうやって?あらすじから説明します。
海に面した崖が崩れてしまった。崖崩れで穴に閉じ込められてしまった1人の男の子。時間は潮が満ち始める頃。穴には海水がどんどん浸透してくる。計算によると海水が洞窟内を満たす前に男の子を救い出すことはできない。だから男の子には"呼吸"をしてもらう必要がある。
そもそも呼吸とは細胞に酸素を行き渡らせるためのものだ。ならば酸素を持った血液を与え続けることができれば空気がなくても"呼吸"ができる。チューブを血管に刺し、男の子の血液を吸い、代わりに酸素を持った血液を送る装置を使った。
ただし、男の子は意識的に呼吸をしてはいけない。口や鼻で呼吸をしようものなら溺れてしまう。息を止めているのに生きている。とても不思議な感覚には違いない。
テレパシーによる会話とはそういうイメージかなと思った。
以上。私ならテレパシー能力が欲しい。