ウチに泊まったゲストに会いに行こう! ドイツ ルートヴィヒスブルク(Ludwigsburg)編
リアとコンスタンティンのグループがGUEST HOUSE KUMANOYASAIに宿泊したのが、昨年の春ごろ。まだイザベラが1歳になる前で、赤ちゃんだったころのことだ。
彼らからドイツのお土産でチョコレートをもらったのを覚えている。また翌日はカフェ近くの宿に泊まり、次の日の早朝、イザベラとリアが雨の中、カフェに来てくれた。みんなフレンドリーだったけれど、特にリアとはすぐに仲良くなった。
ルートヴィヒスブルクは、シュトゥットガルトから車で1時間ほどのところにある小さな町です。ルートヴィヒスブルク城があり、城の隣にはメリーゴーランドがある大きな公園、またその公園には小さいが日本庭園もあり自然を楽しめる。夏になるとこの公園は入園料が発生するほど人でいっぱいになるそうだ。町中もそんなに広くなく、ドイツの町らしく、中心部には教会があり、教会の隣には屋外のマーケットがあった。
彼らは私を家に招いてくれて、リアが忙しい時間の合間にドイツらしい朝食や夕食を作ってくれた。ドイツといえばイメージされるのは「ソーセージ」と「ビール」ではないだろうか?家庭料理の朝食でよく出されるという、イザベラが大好きな白いソーセージ。食べる前にお湯でボイルし、あたたかいうちに皮をナイフでうまく取って、ちょっと甘めなマスタードを塗って食べる。白いので味があまりついていない感じがするが、しっかり味がついていて、これに甘めなマスタードがとても合う。そして一緒に食べるのは、これまたあたたかくしたプリッツ。プリッツの塩味とソーセージにつけた甘めなマスタードも相性抜群である。朝からドイツの人もビールは飲まないが、私の為にノンアルコールビールを用意してくれた。日本のノンアルコールビールと違い、ノンアルコールビールがとにかく美味しい。普通のビールと変わらない為、これで十分だなと思う。最近ではドイツでもノンアルコールビールを好む人が増えたそうで、いろいろな種類が販売されているそうだ。
また、その日の夜は、食材として良く使われるという餃子のように皮に包まれたミンチをスープにして夜ごはんで出してくれた。今回は、スープにしてくれたけど、切って卵と炒めて食べたりもするそうだ。たまたまその日、コンスタンティンのご両親が夜ごはんにこれを使って卵炒めを作っていた。それも美味しそうだった。
ドイツで外食するとじゃがいもとソーセージが多いイメージだけれど、ドイツはパンも美味しく、小腹がすくと、パンにハムとチーズとトマトを挟んだサンドイッチを歩きながら食べるそう。どのカフェやパン屋さんにもこのサンドイッチが売られていた。ドイツにはあまりごはんが美味しいイメージはないかもしれないが、やはり家庭料理はどの国でも美味しい。リアの手料理はすごく美味しかったです。
今回私が泊めてもらったのは、コンスタンティンのご両親のお家で、彼の子供の頃の部屋だったところ。彼らの家から車で15分ほどのところにあり、車で行ったり来たりしていた。ご両親のトーマスとサビナは、毎晩晩酌でワインを飲んでいて、私も誘っていただき、一緒にワインを飲みながら、私のことや彼らのこと、イザベラのことなどを話した。トーマスはとても気さくでフレンドリー!サビナとも楽しく話をすることができたし、翌朝には近くの公園まで散歩に誘ってくれた。私を歓迎してくれてありがとう!