ウチに泊まったゲストに会いに行こう! オランダ デン・ハーグ(Den Haag)編
私の元同僚で、今は友達である彼女から連絡が来たのは去年のこと。彼女の友達であるフランクが日本を旅行していて、車で私のカフェに行くからよろしくというものだった。
そして、本当に来てくれた、フランクとパウラ。私たちはカフェで1時間ほど楽しい会話をし、彼らは次の目的地へ向かっていった。
そんな2人が住んでいるデン・ハーグはオランダの海沿いの街で、アムステルダムとロッテルダムに次ぐオランダ第3の都市になりますが、日本では知っている人はあまり多くないと思います。しかし、議事堂や王室の宮殿、中央官庁、各国の大使館など国の主要となる機関があり、国際司法裁判所や旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷、国際刑事裁判所等の重要な国際機関があることから「平和と司法の街」と言われています。街の近くに綺麗なビーチもあり、自然も豊かなところです。
朝、アーネムから電車に乗り、午前中にデン・ハーグに到着した私を友達の泉さんが駅で待っていてくれた。5年ぶりの彼女は、すっかりオランダの生活に馴染んでいて、5年前移住した直後に来た時にいろいろ大変そうだったのとは違い、それが嬉しかった。
午後にフランクとパウラと近くのマレーシアカフェにて合流した私たちは、そこで昼食を済ませ、市内へ。フランクは、ガイドもやっているみたいで、街を歩くといろんな人に「やあ、フランク」と声をかけられていた。決して小さな街ではないのに知り合いの人が多いのは、彼の気さくな性格もあるのではないかと思う。
オランダでは、誰かを歓迎したりする時に、マレーシア料理をよく食べるそうです。マレーシアは昔オランダ領だったことがあり、案内してもらって見学したホテル・デス・インデスもマレーシアらしい建築様式が用いられていた。少しアジアの雰囲気がある館内は、リノベーションされているらしくどこか懐かしくそして可愛い作りだった。
ホテルから、ビネンホフなどを眺めながら向かったのが、近くにあるパサージュ「アーケードに覆われた商店街」へ。このパサージュは1885年に作られたもので、オランダにある最古のショッピング アーケードになります。通常はこのパサージュの2階に上がれるのは住民だけなのですが、実はツアーなどで入ることができるそうで、フランクが今回は準備してくれて、私たちも2階に入ることができました。パサージュの歴史や昔の映画館の看板が飾られた展示室、さらにアーケードの渡り廊下に出て、パサージュ内を眺めることができました。一般の観光では絶対に入れないので、本当にフランクに感謝です!
1日中市内を観光案内してもらい、夜はこれまたマレーシア料理屋で夜ごはんをいただきました。ごはんと麺が選べ、お惣菜も2種類、さらに追加でサテを注文!楽しい1日となりました。デン・ハーグに来たのは2回目だけど、今回の観光でいろいろなことをフランクが教えてくれて、街のことを知ることはとても興味深い体験でした。フランク、パウラ!素敵なツアーをありがとう。
翌々日には、泉さんとデン・ハーグのビーチへ。
5年前に来た時も冬だった為、行かなかったのだが、今回はどうしても行きたくて、彼女に付き合ってもらった。
ビーチは大きく2つあって、観光地化された方のScheveningenと自然が豊かなScheveningen Zuid。私はScheveningen Zuidの方がどちらかと言うと好きだった。ビーチ沿いの砂丘には、背の低い木や草が茂っていて、そこにはなんとぬいぐるみのような牛さんたちがいた。この牛さんたちに出会えるのは稀らしいのだけれど、おとなしくてかわいい。近くに寄っても大丈夫なので、子供達とか大喜びしていた。
自然と綺麗な街が魅力的なデン・ハーグの観光を5年ぶりの旅行で、今回は満喫できました。ありがとう。