ウチに泊まったゲストに会いに行こう! ドイツ アポルダ(Apolda)編
シンディとミカエルがウチに泊まったのは、一昨年のこと。彼らはビーガンなのだけれど、私の作るごはんやベーグルを気に入ってくれて、シンディとはLINEアカウントを交換したことがきっかけで、ずっと連絡をとり合っていた。彼らは熊野古道を旅したあとも半年ほど世界を旅しながら、美しい景色などを送ってきてくれていた。
彼らが住んでいるアポルダは住宅地で観光するところがない為、電車の駅でいうと一つ前のヴァイマール(Weimar)の駅で待ち合わせをした。この街は主要な歴史的文化都市のひとつとされ、シラーやゲーテが住んでいたことで有名です。街の中には、シラーハウス、ゲーテハウスとして美術館になっており、彼らの家の中を見ることができる。またドイツ国民劇場の前には2人の銅像がある。シラーハウスに行ったのだが、その曜日は閉館時間が早くなっていて、残念ながら中に入ることはできなかった。代わりに、バウハウス博物館へ行き、展示を楽しむ。
夜ごはんは、ミカエルが同僚に聞いてくれていたお店へ。きのこリゾットとパスタなどを注文。どの料理も美味しかった。
家に帰ってから、彼らのお家でシンディが作ってくれたチーズケーキとビールでまた乾杯。たくさんの楽しい話をして、あっという間の夜だった。ミカエルはお茶目で、私とシンディをたくさん笑わせてくれた。
翌日に車で連れて行ってもらったアイゼナハ(Eisenach)は、バッハの出生地としても知られる地で、ユネスコの世界遺産であるワルトブルク城がある。この城はパレスと呼ばれる3階建ての建物があり、1階部分は3つの部屋になっていて、男性用の部屋、女性用の部屋、ホールになっている。このホールが狭かった為、のちに3階部分に増築で大きなホールを作っている。ドイツといえばミュンヘンから日帰りで行けるノイシュヴァンシュタイン城が有名だけれど、この城もドイツらしく、とても良かった。英語でのガイドで城内をまわれるので、行く場合はぜひ、ガイド予約をおすすめしたい。今回はシンディが予約していてくれた。
ワルトブルク城の後に、ここらあたりで一番大きな街エアフルトへも立ち寄った。夜ごはんに日本人が経営するラーメン屋さんにて味噌ラーメンとビーガン味噌ラーメン、汁なしビーガン味噌ラーメンを食べる。値段は高めだが、味は美味しかった。太めな麺もよかった!
出発の日の朝には、前日仕込んだベーグルを一緒に焼く。強力粉もイーストも違うので味はもちろん違うけれども、なかなか美味しく焼けた。朝ごはんにベーグルを食べ、残ったベーグルで3人のランチ用にサンドを作る。一緒にパンを焼く時も、ずーっと笑いっぱたしだった。また、すぐに日本で会おうねと駅で別れる。
楽しい2日間をありがとう。See you soon!!!!