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冬のベースコーデ(トップス):アラフィフに最適なニットを考える

ここまでで、春・秋のベースコーデと夏のベースコーデについて考えてきました。参考までここまで選んだアイテムについてご紹介します。

①春・秋のベースコーデ
トップス:黒の襟付き長袖シャツ(コムデギャルソンシャツフォーエバー)
ボトムス:グレーデニム(APC)

②夏のベースコーデ
トップス:薄手・各色の襟付き長袖シャツ(フランク&アイリーン)
ボトムス:カーキのカラーパンツ(インコテックス)

冬のコーデに関してはボトムスを春・秋のグレーデニムと夏のカラーパンツと使いまわすこととして、代わりに季節に合わせた2種類のニットを揃えることにしました。

ニットは秋冬の定番アイテムであり、また様々な選択肢があるアイテムでもあります。最適なニットを探すためにはニットを素材、ゲージ、形状で分類すると整理しやすいことが分かりました。

まずニットの素材については、コットン、ウール、カシミヤ、シルク、さらにはこれらの混紡など様々あり、素材によって肌触りや暖かさが異なってきます。次にゲージはニットの網目の細かさを示すものとなり、粗いものをローゲージ、細かいものをハイゲージ、中間のものをミドルゲージと呼びます。一般的にはハイゲージの方が上品で、ローゲージの方がカジュアルと言われます。最後にニットの形状としてはVネック、クルーネック、モックネック、タートルネックなど、首周りのデザインがあります。

検討の結果、私が選んだ1枚目のニットは、ジョンスメドレーのコットン・ハイゲージのクルーネックニットです。これはHatfieldというモデルで、カラーはチャコール、168センチ63キロの私でMサイズを選んでいます。

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1枚目のニットとしてこれを選んだ理由は2つあります。

まず形状ですが、クルーネックが一番着回しやすいと考えました。Vネックの場合、アラフィフで1枚で着るのは肌が見えすぎるため、下にTシャツや襟付きシャツをコーデする必要があります。一方、クルーネックであれば1枚で着てもサマになりますし、またハイゲージのものを選べば、フランク&アイリーンのライトブルーシャツを中に着込んだり、上にアウターを重ね着しても綺麗に見せられます。

もう1つの決め手となったのが素材の手触りです。ジョンスメドレーは綿の中でも最上級の素材と呼ばれるシーアイランドコットンを使っています。私自身、実際にニットを触ってみるまで、普通の綿との素材感がここまで違うとは思わないほど、別次元のしなやかな肌触りにやられました。

なお色についてはグレー(商品名ではチャコール)を選択しています。これはボトムスの色や、これから選ぶアウターが黒やベージュのものであったため、色合わせしやすいものを選択しています。

次回は私が選んだもう一つのニットについてご紹介します。


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