研究室のことでハラスメント相談窓口に行った日
はじめに
前回記したように,教授からこの研究室でのドクター進学をしないようにという旨を伝えられた
この話の中では,残りの1年半,研究もなんでもがんばって
教授に「この研究室で博士進学してほしかった」と思わせたいと記した
その後,周りの人の言葉や心境の変化から,ハラスメント相談窓口に行った
今回はその話を記したい
ハラスメント相談窓口に行こうと思った理由
理由としては2つある
1. 自分が納得がいかない理由で教授にこの研究室に合わないと言われ
もう一度教授と話したいと思ったからだ
前回記したように,この話を聞いた時,混乱し,とても悲しく感じた
そこで,もう一度教授と話し,自分が思っていることを伝えたいと思った
自分で教授と直接話すこともできるが,どこかに相談することで
他の方法を知ったり,第三者に入ってもらったりすることができるのではないかと思った
2. 周りの人から相談窓口に行ったらいいとのではと言われたからだ
周りの人にこの話について相談すると
ハラスメント相談窓口に行ってみたらと言われることが何度かあった
自分はハラスメントを受けているわけではないから相談していいのか,
相談して相談員の方にどのようなことを言われるのか,
研究室の教授に悪く思われないだろうかと思った
しかし,気軽に行ったらいいと言われ,とりあえず行ってみることにした
相談窓口に行ってから
相談員の方はとても優しく話を聞いてくださった
結果として,研究室を変えることにした
私はもう一度教授と話したいと思っていた
しかし,話しながら整理していくうちに
教授と自分は考え方が大きく違い,分かり合うのは難しいと思うようになった
結局,このままこの研究室にいたら
嫌な気持ちになることがたくさんあるだろうと思い
研究室を変えることにした
だが,研究室を変えることが決まってから,嫌なことがたくさんあった
この面で言ったらどっちがよかったのか,分からない
今は,もっとこうしていればよかったのではとばかり考え,
落ちこぼれになった気分だ
新しい研究室に行くのも不安でいっぱいだ
しかし,こんな経験できる人は少ないし
いろんな考え方や捉え方をする人がいることも知ることができた
研究室がとても閉鎖的な環境で
上下関係が支配しているということも実感できた
いつかこの経験で成長できたと思えばいいかなと思って
今は前向きになるしかないのかなと思う
終わりに
研究室生活において,人間関係は最重要なのだと感じた
歳が離れた先生方や秘書・研究員,留学生など
いろいろな価値観を持つ人がいる
その中でうまく過ごすためにどうしたらよかったのか
正直自分にとって,この研究室は難しすぎた
しかし,この研究室で同期や後輩たちと仲良くなった
嫌なこともたくさんあったけど
たくさん遊んで,楽しい研究室生活だったなあとも思う