映画「忍たま乱太郎」感想その1 ※ネタバレ注意
こんばんは。KUMANOです。
今回は現在公開中の
映画「忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師」の感想を徒然と語っていきます！！
楽しかったです！！！
ちなみに、忍たまの知識はにわかどころか小学生で終わっています。なのでほぼ初見の感想です。ご了承ください。
🐦⬛小学生ぶりの「忍たま」🐦⬛
私が最後に忍たまを見たのは小学校低学年くらいだったと思います。
一年生の乱太郎、しんべヱ、きり丸の3人が織りなすゆるゆるのギャグアニメ。という印象が強かったです。
今回の映画を見るまでは
当時まだ幼かった女の子たちの初恋を奪った、
通称「初恋キラー」や「初恋泥棒」と呼ばれている土井半助先生がキーキャラになられるということで……。
友だちに「観に行こう！！」と誘われた時は二つ返事でOKしました。
と言っても、私の忍たまの記憶は小学校低学年時で終わっているので、メイン3人と土井先生、山田先生、食堂のおばちゃんや学園長先生とヘムヘムくらいしか覚えていませんでした。
(あとなんか幽霊みたいな先生いらっしゃいませんでしたっけ……？)
ですが、今回の映画は彼らの他、5年生や6年生も出てくるという……。
正直「誰？？？」でした。
というかあの学園6年まであったんだ……。という驚きもあり……。
稗田八方斎、そんなキャラいたなー！ 懐かしい〜！ だったり……
友だちがとても詳しかったので、このキャラだけは覚えておいた方がいいよ！ という助言をもらいました。なのでひとまず5年生と6年生。山田先生の息子さん(息子さんいらっしゃったんですね……しかも中々の男前)とタソガレドキ忍者集団を頭に叩き込みました。
🐦⬛個人的要注目人物🐦⬛
ここからは私が個人的に気になったキャラをそれぞれあげていきます。基本的には全員個性的でそれぞれ光っているところがあるなぁ。と思ったのですが、その中でも特に気になったキャラです。
・山田先生の息子さん「山田利吉」くん
男前。声も爽やか。忍びとしてのスキルも一流。そして幼いころに土井先生から忍術を教わり兄のように慕っているのだとか。
いやもう……てぇてぇの一言。
映画だけの印象だと明るく爽やか〜。と言ったイメージだったのですが、アニメでは案外そうでもないらしく……。学園の来訪者や外出者から、絶対に何がなんでもサインをもらうことで有名な忍術学園の事務員、小松田秀作くんとは中々いいコンビらしいとのことで。
・5年生からは「不破雷蔵」くん「鉢屋三郎」くんコンビ
忍たまキャラを「さぁ覚えるぞ！」となって一番最初に覚えたのが不破雷蔵くんでした。
不破雷蔵 語呂良すぎる。
最初この二人は双子ちゃんなのか？ でも苗字違うしなぁ……もしかして複雑な家庭出身……！？ と疑問に思っていたらなんと赤の他人で、三郎くんの方が常時雷蔵くんの変装をしていらっしゃるとのことで。
またすげぇ個性的なのが出てきたな。と思いました。
しかも同クラ。いつも自分の顔に変装されていて雷蔵くんは何も思わないのだろうか……。と思っていたら、雷蔵くん。かなりマイペースな性格をされているようで、まぁその性格ならそんなに気にしないのかな……？
・6年生からは「立花仙蔵」くん
利吉くんが男前なら仙蔵くんはハンサム。
劇中でも聞き込みで仙蔵くんに話しかけられた女性が、頬を赤らめる描写があったので公式イケメンなのかな？ 色々と彼について調べてみると、アニメではしんべヱと山村喜三太くんという男の子から散々な目に遭うシリーズがあるらしく、あんな冷静沈着で戦闘シーンでも一役買った仙蔵くんが……？ とちょっとそのシリーズが気になっています。
そしてあのハンサム顔で得意武器が「焙烙火矢」要は火薬を扱った武器ですね。ちょっと意外でした。
ブルベっぽいお肌に他のキャラより線も細いので、後方から支援する６年生の頭脳係とかなのかな？ と勝手に想像していたのですが、割としっかり武闘派でした。というかさすが全員忍者なだけあり、バチバチに戦闘していました。
戦闘シーンかっこよかったです！
・そして個人的に一番気になっていたタソガレドキ忍者「雑渡昆奈門」さん。
見た目と名前のインパクトよ。
不破雷蔵くんの次に覚えました。
36歳らしいですね！！ よし！ 年上！
最近どんどん推しキャラの年齢を超してしまうので、時間の流れは残酷だなと思う今日この頃。
ちなみに土井先生は25歳だそうです。……いつの間にか初恋の男が年下に……。
で、雑渡さん。作中でもトップクラスの強さを誇るらしい腕前をお持ちだそうで、雑渡さんがどのように活躍なさるのか、個人的にはそこが一番楽しみでした。
それはそうと雑渡さんの座り方がとてもお淑やか。
俗にいうお姉さん座りをしてらしたので、気になって調べてみると……。昔に大火傷を負われて以降、正座をするのが難しくなってしまった。という設定があるらしいですね。全身火傷というとCCO様が出てくる……。
かなりの重症を過去に負われているのに、それでも作中トップクラスの強さを誇るとは……。
これは沼る予感。
以上です。土井先生は言わずもがななので、あえてここではあげません。
覚えたと言っても所詮はにわか知識、新鮮な気持ちでいざ映画館へ向かいました。
劇場では特典がもらえました。これがまたイイ……！！
🐦⬛映画本編感想(※ネタバレ注意)🐦⬛
いやもう……。沼りましたね。「雑渡昆奈門」恐ろしい男だ……！！
土井先生目当てに行ったはずなのに、終わるころには雑渡さんに落ちていました。
オープニング。あれは土井先生の過去の記憶。でいいんですよね……違っていたらすみません。
村が焼かれる様が映り、血を彼岸花で、○体を案山子で表現していました。そして空に浮かぶ月には、転がる髑髏に対して今にも杵を振り下ろそうとしている悪魔のような形相の兎。
比喩表現がお見事。
幼いお子ちゃまも見ると思うので、直接的な表現を避けたのかもしれませんが……それでも結構おどろおどろしいというか……
「あれ？ 忍たまってこんなシリアスだったっけ？」
と開幕混乱しました。
そして土井先生と諸泉尊奈門さん(こちらもまた中々にインパクトのあるお名前……)さんの一騎打ち。このお二人は一応ライバル関係らしいですね。といっても尊奈門さんが一方的に、という感じのようですが。
尊奈門さんの猛攻を華麗にいなし、手裏剣などガチ武器に対してチョークや黒板消しで応撃してる土井先生……。強者の余裕が伺えました。
その後土井先生は尊奈門さんをくだし、見事な足捌きで崖を滑り降り、そのまま川に飛び込もう……。とした瞬間。川にどんぶらこと浮かんでいる謎の球体に激突し、暗転。
場所は学園へとうつり、乱太郎らが所属しているクラスに現れたのは、土井先生ではなく雑渡昆奈門さん諸泉尊奈門さんコンビ。
いきなり気になってた雑渡さん出てきた！！
中々静かにならない乱太郎たちに殺気を飛ばすだけで疲弊させ、別のクラスで授業をしていたであろう他の先生から「殺気飛ばさないで！」って怒られている雑渡さんがちょっと可愛かったです。
あと生徒たちに名前間違われまくってるのも面白かったです。それに対して冷静に訂正しているのもまた二重で面白い。
1年生たちが雑渡さんたちとの授業を頑張っている裏では、教員と上級生たちが失踪してしまった土井先生の捜索にあたります。
6年生登場時のあの謎のカットインなんなん？？
まるでアイドルのようなカットイン。確かに男前集団ではあるのだが……？
6年生が地道に聞き込みをし続ける中、ついにドクタケ領周辺で土井先生らしき男性が何者らかによって運ばれていくのをみた。という有力な情報を得ます。
さぁここからですよ。
ドクタケ領内の竹林で、いつ戦闘になってもいいよう忍びの服に着替えて臨戦態勢に入る6年生。どの子かは分からなかったのですが、微妙に映ったお着替えシーンにグッときちゃいました。黒のインナーは最高だね。
そしてそんな彼らの気配に気づき、静かに近寄る白い人影。
ここからは怒涛の戦闘シーン。
忍たまって流血の描写ちゃんとやるんだ……
オープニングで表現をぼかしていたのでびっくりしました。
しかもガチで6年生を殺しにかかってきている殺意マシマシの攻撃。
これもどの子かは忘れたのですが、あともう少し地面に倒れ込んだ場所がずれていたら、竹が体に突き刺さって即お陀仏。
瞬き厳禁のシーンでした。
敵の正体が土井先生だとわかり、一瞬安堵する6年生でしたが、土井先生の様子がおかしいことに気づきます。
(この辺から記憶曖昧です……もう一回見にいかねば！！)
仙蔵くんが撤退時に放った、フェイントを混ぜた火矢の扱いはお見事でした。彼のおかげで全員生還できたようなもん。
ですがここまで6年生が手も足も出ず撤退を強いられ、しかも自分らをガチで殺しにきた敵の正体が土井先生なら動揺しちゃいますよね……。
自分たちを襲撃してきた敵の正体が土井先生で、何らかの理由で記憶を失っている。という6年生の報告を受けて、なんとしても土井先生の記憶を取り戻しドクタケ陣営から奪還するぞ！！ と一致団結する学園側。
土井先生まさかのプリンセスポジション。(ただし本人クソ強)
あれだけボッコボコにされたのに「かすり傷です！ 一晩寝れば治ります！」と言い切った伊作くんかな？ そして他6年生たちも、絶対に諦めねぇ！！ という気持ちが伝わってきて立派でした。彼らまだ15歳なんですよね…。時代的に言えばもう大人という扱いに入るとはいえ……。無理しないでね！ とつい謎の保護者目線でみてしまいました。
そしてそんな中、雑渡さんが何やら怪しい動きを……？
後編へ続きます！！！