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日比谷ノンフィクションXに行ってきたよ
こんばんは、クマネキンです。
好きなバンドはBase Ball Bear!!!
※この画像めっちゃ好き。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112273525/picture_pc_21f83976985f6a3e3b2bc3812ff68a2f.png?width=1200)
去る2023/07/22に「日比谷ノンフィクションⅩ」に参戦すべく、日比谷野外大音楽堂に行って参りました。
情報解禁されたとき、
「え!?!?!?もう????????????」
と思ったんですけど、
2023/04/03に情報解禁、日比谷ノンフィクションⅨは2022/05/15だったので、一年経たずの告知だったみたいです。
その間、武道館もあったわけで、昨年の日比谷ノンフィクションⅨから盛りだくさんの一年だったなぁ、としみじみしながら当日を迎えました。
「日比谷ノンフィクションⅩの感想は?」と聞かれたら、
「すげ〜〜〜〜〜〜よかった!!!!!!!!!」
以上に言うことはなく、note完!!!となってしまうわけですが、とはいえ好きなものについてダラダラ喋りたいわけで、ライブの感想を書いていこうと思います!
まーーー、すごいよかった。
すっげぇいいライブだった。
よろしくお願いします!
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宣伝
Base Ball Bear10回目となる日比谷野外大音楽堂でのシリーズライブ、「日比谷ノンフィクションⅩ」はこちらから視聴可能です。ぜひ。
08/05までです!!!!!!
セットリスト
感想
① 逆バタフライ・エフェクト
好きすぎ。
ここ一年のBase Ball Bearは冒頭ブロックにガルフレ・17才・DKなど、シングル曲もしくはアルバムリード曲、いわゆる代表曲を持ってくるイメージでした。
実際ギギドドべべツアーでも海3からガルフレだったので、その流れを汲んでると思ったら、
ぎゃ、ぎゃ、逆バタ〜〜〜〜〜〜!!!
逆バタは「今の自分の立ち位置に対して、来るべくしてここにきた」という意味合いの曲と理解しているので、冒頭にこの曲を持ってきたことになんとなく意味を感じました。
光源、何気に6年前で、その事実に気づき白目剥いてるのですが、思えばめちゃめちゃ久しぶりだったんですね。。。
リズム乗りながら客席を見渡しつつカッティングする小出祐介が一番かっこいい。好き。
② short hair〜SYUUU〜愛してる
繋ぎ方がずっといい。
音ゲーでずっとExcellent出てるみたいな状態でした。(例えあってるのか?)
まず、short hairってライブですごいいい役割すると思うんですよ。ポップながら情緒的で、会場の熱量を損なわないながら、お客さんをじっくり聞き込ませる力があるというか。
そんな聞き込んでるお客さんに対して、ぶち込まれるSYUUUの前奏。
ヒッ!って声出ました。ビビった。SYUUUって疾走感のある曲なのに、やけにグルーヴ感があって、その厚みにやられました。
その後の愛してる。
繋ぎがマーーージでいい。
小出コスモで元々このアレンジだったものをシングル版に直した、とのことでした。どちらがいいとかはマジでないんですけど、今のバージョンはある程度削ぎ落とされて、ソリッドな聞き応え。
ギギドドべべで観た時から、なんとなく渋フレッシュというか、今のベボベにあってる愛してるだなぁ、と思っていたのですが、
いま僕の「言葉は穴の空いた軽い砂袋」だったり、人を慈しむ視点に満ちた今のBase Ball Bearだからこそ
「愛は形のないものだから似ているものを そう、僕の心をあげる」
って歌詞に等身大な感じがした、というか、変に肩の力が入っていない状態で愛を歌っているようで、そのいい意味で力の抜けた状態がそう思った所以なのかなぁ、と思ったりしました。
③ 星が欲しい
Base Ball Bearが刺しにきた。
刺された。
「深朝」から「星が欲しい」のイントロ、
「星が欲しいだああああああいやあああああああ」
となってたら、
横断幕が落ちてNon-fictionⅩのロゴのスタンドがドーン!!!
うわあああああああああああ!!!
ブチ上がる演出でした。
この辺の小出さんの声の調子もすごいよかった気がする。
演奏の途中で横断幕が落ちる演出と言えば、「日比谷ノンフィクションⅧ」(もう4年前なのか……)が思い浮かびます。
日比谷ノンフィクションⅧ
— BaseBallBearOfficial (@BBB_Staff) September 15, 2019
ご来場頂きありがとうございました‼️
9/28高松DIMEから始まる「Guitar!Drum!Bass!Tour」でお会いしましょう‼️新作EP「Grape」のパッケージ版はライブ会場限定の販売となります。是非ともお待ちしてます。https://t.co/eKAgnwzjhk#ギドベツアー
Photo by タカハシハンナ pic.twitter.com/G3Ww7xBlAb
Ⅷはこれまでサポートギターを入れてツアーを回っていたベボベが、3人となって初の日比谷ノンフィクションなわけですが、そこから演奏される「changes」。
これまでのBase Ball Bearが終わり、新しいBase Ball Bearが始まる、という決意を垣間見ました。
そこから4年。
「changes」は図書館戦争のタイアップにもなり、いわばバンドの代表曲・名刺代わりの曲と言えると思うのですが、一方、「星が欲しい」は3.5th Album「DETECTIVE BOYS」の6曲目。MVはクチビル・ディテクティヴなので、リード曲とも違うと思っています。
しかしながら、同じ横断幕演出をこの曲でやることに
「あ??????今の俺ら、リード曲じゃなくても刺せるが??????」
という自信を感じました。
あ??????刺さるが?????????
あと、「星が欲しい」で上がった歓声の量も気になりました。
日比谷野外大音楽堂を埋める3000人が「星が欲しい」に感動するファンなんだなぁ。
マジで幸せな空間だった。
④ Endless Etude
新曲聞けた~~~~~~~~~ラブ~~~~~~!!!!!!!!!
演奏どうするのかと思ったら、小出さんがギターのフレーズを弾いて、関根さんがルーパーを操作する、というお手製な感じがまずよかった。自分は会場の真ん中の方だったので、ステージ上が見えなかったのが悔やまれますが、次回以降のライブの楽しみが増えました。
(まぁ、正直、ルーパーを使うバンドのライブに行ったことがないので、もしかしたら、そういう感じが普通なのかもなぁ)
曲が解禁された時は正直ライブで聞いたらどんな感じか、想像できませんでした。
歌詞やジャケットの難解さに、うーんどういうことなんだ?と楽しんでいたものの、これまで聞いてきた感じの曲だったので、こう、そこまで好きじゃなかった、というか。
ただ、ライブで生で聞いてみると、サビの解放感や曲全体のグルーヴ感に気づきました。あと野音の夕方から夜にかけての怪しい感じも相まってた。
どちらかというと、解禁時よりむしろ日比谷以降の方がよく聞いている感じです。
この曲の後は試されるだったけど、この曲の後にC2の曲とかやっても映えるんだろうなぁ。
次回のライブが楽しみです。
⑤ HIGH COLOR TIMES
日比谷ノンフィクションと言えばこの曲、といって始まった最後の曲。
ただ、このMCの時にimage clubだと思った。すまん。
HIGH COLOR TIMESの前奏を聞いた時
「は!?!?!?ハイカラ?????????」
↓
「まって、ハイカラなんか聞けるわけないだろ!!!!!!!!!」
↓
「なんだこの曲は!?!?!?なんだ!!!!!!!!!」
となりました。
なんなんだ。
音楽的に詳しいことはわからないのですが、インディーズ時代より小出さんのギターの主張が強くて、音源と全然違うのが面白かったです。
また、今の小出さんの歌い方は、がなりだったり、インディーズ時代でやっていたものを抑えている印象を持っていました。が、今回のハイカラはその中からチラチラ昔の小出さんの歌い方をうかがえる感じがあって、そこもよかった。
あと、歌詞がやっぱり好きだなぁ、と思います。
インディーズ曲は全体的にそんな印象を抱くのですが、
「タナトスの芽摘んだ女の子は不器用にピース」
「可愛く腰に手あてながら踊る君の横顔見たあの日」
みたいな、相手を"女性"ではなく"女子"ととらえてる歌詞にみずみずしさを感じます。
あと、長年続けてきたマジックというか、
「帰る事が出来ない夢の流れる景色の中突き進む
俺が今目指してる場所はまた君色の夢の街」
という歌詞に特別な意味を感じました。
自分はハイカラ当時から聞いていたわけではないですが、Base Ball Bearが歩んできた景色を思うとぐっとくるものがありますし、今でも君色の夢の街を目指し、ロックバンドを続けてくれてありがとう、という気持ちです。
明日は成人の日ですね。僕は成人式には行っていません。「HIGH COLOR TIMES」の唄録りをしていました。すべての新成人のみなさん、ご成人おめでとうございます。これからは、より、責任と自覚ある行動を。そして、人生の節目節目で最も善い選択を。
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) January 9, 2011
ちなみに、小出さんは成人式の日にハイカラの歌取りをしていたらしい。
⑥ 今回のライブで思ったこと
すげ~~~いいライブだった。
めちゃめちゃこれに尽きるわけですが、自分の中で何でこんなに刺さっているのかというと大きく二つ理由があります。
一つは「代表曲が抑えめだったこと」。
今回のセットリスト、まったくないわけではないですが、ドラマチック・changes・PERFECT BLUEなど、いわゆるベストに入ってきそうな曲が少なめ。
これには3人になってから武道館に立つまでに何度もやってきたから、というのがあると思うのですが、きめにいく曲が「星が欲しい」だったり、「海になりたい part.2」だったり、ベスト曲で決めにいかなかったところが刺さった。
曲の知名度ではなく、純粋な曲の力・演奏の力で会場を沸かそうとする強い意志を感じました。
20周年、武道館を経ても、Base Ball Bear攻めの姿勢じゃん~~~~~~!!!
もう一つは「ライブを強く体験できたこと」。
今のBase Ball Bearは声を出して盛り上がって帰る!みたいなライブではなくなってきていると思うものの、やっぱり声を出して「祭りのあと」「真夏の条件」「BREEEEZE GIRL」を聞けたのは楽しかった。
近くのお客さんも飛んだり跳ねたり踊ったり、これまでのライブより一体感強く楽しめる感じがあって、「あ~~~~~~今ライブに来てる!!!!!!」という気持ちに強くなりました。楽しかった。
終わりに
で、告知はないらしい。
どうしてくれるんだBase Ball Bear。
生活がくそつまらんぞ。
とはいえ、Endless Etudeの時に言っていた洋楽憧れを突き詰めたい、というモードはまだまだ追求に時間がかかりそうな感じなのかな?と伺えてアルバムはまだ先な感じですかね。
まぁ、そもそも昨年、稼働が多すぎたので今年はもう残りは温泉旅行とか行っててほしいです。
自分もいいライブに行けてよかった。
たまに、ライブに行くと宝物みたいな思い出ができることがあるじゃないですか。
なんとなく書きたくなくて書かなかったんですけど、今回のライブでそんな思い出になった1曲があります。
宝物みたいな思い出を胸に抱いて明日も頑張ろうと思います。では!!!