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Base Ball Bearが3人でライブした曲・してない曲を集計しました Part.3
こんばんは、クマネキンです。
好きなバンドはBase Ball Bearです。
はじめに
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Base Ball Bearは2001年結成当時、4人組のロックバンドとして活躍していました。しかし、2016年3月にメンバーが脱退して以降、3人組ロックバンドとして活動しています。
バンドから一人メンバーがいなくなるとその分楽器も減るわけで、Base Ball Bearはしばらくサポートギターを入れる体制をとっていました。
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そこからサポートギター込み編成で活動すること約2年、2018年3月以降は3人でライブを回るようになります。
思えばそれも7年前。(早い)
今ではスリーピースバンドとして本当にかっこいい様をライブで観ることができます。
現在のBase Ball Bearのライブが他のバンドと明異なっているのは、かつての曲もアレンジし直していることと考えます。
過去の曲をやる以上は4人でやっていたことを3人の演奏で魅力的に聴こえるにしないといけない。つまり、過去の曲のアレンジを一から考えて、ライブで披露できるよう演奏を覚え直さないといけないわけで……。
要は、「過去曲総新曲状態」なわけですけど、とはいえ新曲も出してるので、え?あれ?あの、その、つまり、
Base Ball Bearってライブのたびに何曲覚えてんの……?
え…………?
え………………………………?
Base Ball Bear、一回のライブに労力かけすぎだろ!みたいな気持ちなんですが、それはさておき、ベボベのライブに足を運ぶたび、どの曲が聴けるのか楽しみになってしまう魅力がBase Ball Bearのライブにはあると常々思っています。
となると、
「今までどの曲は3人でやってきたんだ?????????」
と気になっちゃうのがオタクなわけで、調べてみたよ、というのがこの記事の主旨です。
という記事を昨年2月、一昨年10月に書いていたのですが、それの3回目です。
今年もやりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!
集計について
今回、集計方式を変えてみました。
集計対象は、Livefansに掲載されている
「ツタロックフェス 2018」以降のセットリストに含まれる曲(ただし、客演を除く)
「Thanks Giving Vol.10」「中津川SOLAR BUDOKAN 2017」のセットリストに含まれる曲
「日比谷ノンフィクションV」「TOUR LIVE BY THE C2」のアンコール曲
「TOUR光源」アンコール1曲目
を対象としています。
これまでサポートを入れずライブをしていくことが発表した2018/02/19以降を「3人編成時代」と定義し、「ツタロックフェス2018」以降という基準でカウントしていました。
しかし、
「中津川SOLAR BUDOKAN 2017」が最初の3人ライブだよなぁ……」
というのが前回集計時(2024/02/07)から頭にあって、
「「中津川SOLAR BUDOUKAN」入れるならアンコールの3人演奏入れないの変だよなぁ……」
「そうなると逆に客演は入るのもそれはそれで変だよなぁ……。」
と、失くしたものを数える作業をしてしまっていた部分があり、それなら割り切って今回は集計対象を変えてみました。
ただ、まーーーーソースが少ないっすね。
記事最後にスプレッドシートを添付していますので、異なる箇所あれば指摘いただけると助かります。
あくまでオタクが趣味でやっています、優しい目で見ていただきたく。
集計結果
1.超レア曲(3人で一回もやっていない曲)
まず、3人で一回もやっていない曲。
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全曲聴かせてくれ…………………………。
全曲聴かせてくれ…………………………………………………………。
2024年に集計した際には「抱きしめたい」「神々LOOKS YOU」などシングル曲で3人での演奏を披露することが多めな傾向だったので、
「『STAND BY ME』『ELECTRIC SUMMER』は2024年絶対聞ける!!!」
と大予想していたのですが、来ず!!!!!!
アイエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!
うーむ、ちゃん祭り2025にて関根さんがギターのチューニングを半音下げでレコーディングしたのでライブで演奏しづらい件を話されていましたが、そうした事情も絡んでいるのでしょうか。
こうしてみると、「DEATHとLOVE」「スイミングガール」とか今のソリッドな演奏でやったらカッコ良さそうだし、「UNDER THE STAR LIGHT」「kamiawanai」でギターゴリゴリ弾く小出さん見たいし、とか言いたいことありすぎのあり。
ちなみに、前回集計時(2024/02/07)から新しく演奏した曲はこんな感じ。
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今年は、既存7曲+新7曲の計14曲が3人編成でお披露目されました。
C2はギターが超かっこいいアルバムだと思うのですけど、「カシカ」「ホリーロンリーマウンテン」とあそこまでかっこよく披露している姿を見られて、ベボベやっぱ演奏超よくなってるじゃんね、の気持ちです。
あと、嬉しかったのが、ちゃん祭り2025にて披露された「image club」。
日比谷ノンフィクションにて曰くの多い1曲だっただけに、「日比谷ノンフィクションXでようやく……?」とか「SHIBUYAでようやく……?」と勝手に期待して勝手にかわされるみたいなことが自分の中で起きていたので、前奏聞いたときはぶちあがりました。
Instrumental Verではあったけど、制作経緯を聞くと、逆にこっちが原型と思えたりして、貴重な瞬間に立ち会えて光栄な気持ちです。
あと、新曲でいうと「Power (Pop) of Love」「tobu_tori_」が本当に好き。
どちらもライブ映えしそうだな、と思っていたら、しそうなんてもんじゃなかった。
「演奏!!!!!!!!!」って感じのゾーンがある曲はマジでいい。
楽器を持っただけのメンバーが無心で曲を弾き、それでライブハウスに、こう、熱が溢れ返っている様を目撃した時に「生きててよかった…………。」ってなってしまうんだよな。(クソデカ感情)
特に「tobu_tori_」に関しては曲外のストーリーも含めてぐっと来てしまう部分があるので、ライブの定番になってほしいな、という気持ちです。
サテライト・タウンにて────────────────────────。
2.レア曲(3人でやってるけど5回以下)
続いて、3人でやってるけど5回以下の曲。
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やったことがあるとはいえ、レアなラインアップ………………………………。
「まだ1回しかないのかよ!5億回やってくださいよ!」みたいな曲もあれば「あれ?もっとやってたような?」みたいな曲もありますね。
「LOVE LETTER FROM HEART BEAT」とかもっとやってるイメージだったのですけど、調べてみると「武道館 Part.3」と「LIVE IN LIVE~(IN YOUR) HOME PARTY~」だけでした。
じっくり演奏を聴かせる時間を作ってから「LOVE LETTER~」のフレーズが流れる、あのライブアレンジ、すごく好きなので、また聞けるといいんだけどなぁ。
「ストレンジダンサー」は5億回やってほしい。
前述のちゃん祭り2025関根さんパートの1曲として選ばれて初の3人編成でした。自分は今年のちゃん祭りで一番好きだったのが「ストレンジダンサー」だったのですけど、実際会場も1,2を争う盛り上がり方をしていたと思います。
「ちゃん祭りで試しにやってみたけど、結構盛り上がってたな……」みたいな風にベボベ側が思って、次回以降のライブで採用してくれたりしないもんでしょうか……。
他にも、「SCHOOL GIRL FANTASY」「カナリア」「HIGH COLOR TIMES」などなど聴きたい曲がまだまだいっぱい。
「L.I.L」「EIGHT BEAT詩」はオンラインライブまたは発売記念イベントのみで、ライブハウスでってなると聞く手段マジでないっていう感じだし。演奏したタイミングからして、特別な理由で絞ってそうですけどいつか聴けるのか……。
それで言ったら「明日は明日の雨が降る」とか今世で聴けるのか……?
ていうか「カシカ」!!!!!!
本当はあと1回聴けたはずなんだから、あと1回はやってくださいよ!!!!!!
お願いしますよ!!!!!!!!!(うるせぇ)
3.定番曲(3人で6回以上やっている曲)
定番曲として、5回以上やっている曲。
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「曖してる」「愛してる」が並んでるのが嬉しい。
6回以上を定番曲としたものの、眺めてみると、20〜25回以下はツアーで確定または場所でやっていた曲で、25回より大きいと複数の場所で披露され、ライブに定着した曲、という感じ。
この中でももう少し区分けがありそうです。
TOUR回ってただけあって「天使だったじゃないか」の楽曲はしっかり回数重ねていますが、アルバムの1曲というイメージが、今後どんな感じで化けていくのか楽しみです。
「夕日、刺さる部屋」からの「夕方ジェネレーション」とか聴いてみたいし、「Late Show」を夜暗くなった野外で聴いてみたい。
個人的に特に楽しみなのは、「Thousand Chords Wonders」ですね!
歌詞の情景の甘酸っぱさだったり、実質創作について語っている歌だったり、で色んな曲と並びで映えそうな気がしてるんですよね。
この曲からアウトロアレンジ加えて「Transfer Girl」に行く流れとか超観たいです。良さそう。妄想止まらねぇ。
個人的にこの中で聴きてぇ!ってなっているのは「それってfor誰 part.2」です。
この曲と「The END」は「TOUR LIVE BY THE C2」のアンコールで3人編成で披露されています。
この時、本編はフルカワユタカさんが参加されていた編成だったのですが、その後3人編成でライブするようになってからは逆に披露されていないんですよね。
アルバムの終盤曲はその分アルバムのテーマ成分が濃いわけで、アルバムと切り離されたセットリストに組み込むとなると難しいのかな、とか考えたりしました。
とはいえ、ま〜、今の音楽業界ってタイアップつけたもん勝ち、というか、それなりにいい曲作った後はバズったもん勝ちみたいなとこないですか?
作品の価値以上に、たくさんの人の注目度が高いものが「いい作品」となってしまう世の中というか。
そんな中でも、Base Ball Bearって、やっぱり、「ロックバンドとして居る」ということをきちんとやっているバンドだと思います。
ファン視点でしかないですが、「大きな流れ」に迎合しない態度やきちんと演奏を磨いて腕で勝負する姿勢を貫いているところが好きだったりしますが、そんなバンドでなければ"歌い続ける覚悟"みたいなメッセージを歌うことはできないのではないか?
逆説的に、「それってfor誰 part.2」は今のBase Ball Bearだからこそ歌える曲なんじゃないか?と思ったりしてしまいます。
まぁただのファンの妄言といえばそこまでなんですが、やっぱり"生き様"で勝負するロックバンドが好きで、そう感じるバンドが少なくなってきてる今、どうしても、なんというか、こう……ブツブツ。
4.Top20
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右が2025年2月、左が2024年月のものです。
1位は順当といって然るべき「ドラマチック」でした!!!!!!!!!
何回も聴いてるのにアレンジ変えてきたりイントロの入り方が最高だったりマジでずっと飽きない!!!!!!!!!!!!!!!
毎回聴きたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昨年結果と比較して思うのは、2位と3位が逆転してる!
「THE CUT」について思えば、2024年、matrialclubの新譜にラップ曲がなかったり、「PARK」も昨年演奏していなかったりで、そもそもラップ自体抑えめな1年だったのかもしれないですね。
とはいえ、「THE CUT」、いってみれば病的な気にしいばっかのところで毎回ぶち上がって奇声上げちゃうので、まぁ、「THE CUT」もマジで毎回やって欲しい。そろそろライムスとの共演も久々観たい。
毎回聴きたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「DIARY KEY」、SHIBUYA NONFICTIONで聴いた時、「もうすっかり定番だなぁ」とか思っていたら、トップ10に入るレベルで演奏してました。
こうしてみると新旧しっかり入り混じって演奏されていることがわかる結果で、都度都度代表的な曲が生まれていっているのが渋フレッシュたる所以だなぁ、と思います。
それでいうと、「C3」曲もアルバムツアーができてないにもかかわらず「ポラリス」「PARK」「いまは僕の目を見て」など、しっかり回数を重ねている曲もありました。ありがたや。
『EIGHT BEAT詩』の天 輝くセンテンス 結んだ先にポラリス
One&Two&Threeって 旅を続けよう ラララ・トリガーで
ギタードラムベース 輝くフレーズ 結んだ先にポラリス
One&Two&Threeで また掴みたいな 君のハート
「ポラリス」はライブで聴くたびに、あの時ロックバンドを続けるという選択をしてくれたことに感謝してしまう、とともに、これからもこの3人の活動を見続けたいなぁ、としみじみ思う1曲です。
3人になった時は、正直ショックで、当時、「いつか解散したりとかするんだろうか」とぼんやり思いに耽ることもありました。
好きなバンドが形を変えることの喪失感は本当にそれまで味わったことのない感情でした。
Base Ball Bearに限らず、最近でもバンドがどんどん解散や活動休止、脱退など、形を変えていきます。
「もうライブであのギターがきけないのか」「もうあの3人を生で見ることはないのか」「新しい曲を聴く機会はもうないのか」と悲しい気持ちになる一方、バンドがバンドという1つの生命体でいられることは奇跡なんだなぁ、と噛みしめる毎日です。
好きなロックバンドを好きでい続けられることは当たり前なことじゃない、と改めて思いなおすとともに、Base Ball Bearがバンドを続けてくれる限り彼らの楽曲を聴こう、と思いました。
本当に活動を健やかに続けてくれるのは本当にありがたい限りです。
ありがとうBase Ball Bear。
健康第一でこれからもよろしくお願いします。
終わりに
というわけで1年ぶりの3人編成集計でした。
毎回、最後に書いているのですが、なかなか聴けないからいい曲とかよく聴けるからいい曲とかそんなことはないです。
全部いい曲です。いい加減にしろ。
さて、来る2025年11月11日でBase Ball Bearは24周年、その次の2026年には25周年を迎えます。
25周年は、やはり切りのいい周年なのでおめでたい、というのもありますが、何より3人になって10年が経つタイミングでもあります。
今年はそこに向かっていく一年なわけで、この2025年・2026年のBase Ball Bearに期待値が上がりっぱなしで仕方ないです。
どうなるんだ、Base Ball Bear……!!!
何を仕掛けてくるんだ、Base Ball Bear…………………………!!!
今年も楽しみです!では!
と思っていたら、
えっちゃんと対バンだと!?!?!?!?!?!?
致死量!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
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Googleスプレッドシートで公開してます
公開しています。
3人演奏曲と脱退後のセットリストをそれぞれまとめています。
3人演奏曲の方は自分でちまちま加工していったリストなので、ミス多分あります。
気になる箇所あれば教えていただけると。。。
但し書き
本記事を出したので、昨年までの記事を非公開にしました!
読んでいただいた方、ありがとうございました!