ROCK or LIVE -ロックお笑い部-Vol.3(Base Ball Bear×ダウ90000)に行ってきたよ
こんばんは、クマネキンです。
好きなバンドはBase Ball Bear!!!世界一かっこいいバンドです。
至宝。
はじめに
去る1/27に開催された「ROCK or LIVE -ロックお笑い部-Vol.3」に参戦してきました。
ロックとお笑いがコラボするコンセプトライブシリーズで、過去にはゲス×さらば、フォーリミ×四千頭身が行っていたみたいです。
ここ数ヶ月で始まったイベントかと思ったら、前回は2023/3、と1年前。年イチイベントの2024版みたいな感じでしょうか。
参戦してきたVol.3は「Base Ball Bear×ダウ90000」。
こいちゃんがかねてからダウの大ファンであると公言し、何度か共演もある2コンビなだけに、いいマッチメイクだったことでしょう!そうでしょう!
さて、自分は、というと、最近プライベートが忙しモード。行けないだろうな〜、とチケットを取らずにいたら、金曜になって、ぽこんと予定が空きました。
これは天命だ…!と慌てて27日朝9時にチケット譲渡ツイートを探し、快く譲ってくださり(ありがとうございました)、そこから新幹線のチケット買って…、の弾丸参戦でした。
自分でも今どこにいるかちょいちょいわからなくなりました。気づいたら家だった。いや、本当に家なのか?
というわけで、感想です。
①ピーク~不思議な夜
今回ライブハウスに入ると、ステージにはギター・ドラム・ベースにチャップマンスティック。
「ほーん、今日はダウパートじゃなくてベボベパートで始まるんやな〜ほーん」と思っていました。
で、会場SEにノったりなんかしてるワイ。「「Runaway Baby」って、いや!DCガレージ~~~!!!お笑い~~~!!!」とか思ったりしてのん気に1時間潰しました。
そして流れる「Making Plans For Nigel」。
出てくる上原さんと中島さん。
(・・・?????????)
中「わぁ~全然人いない!」
上「そりゃそうですよ、終電問題ですし」
え、ピークじゃん!!!!!!
これはかなりびっくりした。
「Base Ball Bearだろうな~17才からかな~、海になりたいpart.3とかかな~???」とか思っていたら、まさかの「ピーク」始まり。
え~~~~~~!!!
ざっくりピークの内容を言うと、「終電逃した見ず知らずの男女が意気投合して夜の街を過ごす、というなんたらみたいな恋をしたみたいな設定にうかれる男子」という一本。
ぽさを茶化しつつも、終盤、中島さん演じる女性は実は、とほんのり切ない展開が用意されていたりします。
その終盤に差し掛かり登場するBase Ball Bear。
そして、切ないエンドからの
「終電逃し明日休みだしちょっと散歩してみないかい?」
ああああああああああああ!!!!!!(崩れ落ちるオタク)
コントと曲の噛み合わせの良さ、つなぎのシームレスさ、これは単なる1つずつのライブではなく、新しい形の提示でした。(とはいえ、お笑いそんな詳しいわけでもないので、違ったらごめん)
肝心の不思議な夜については、こいちゃんのギターが終始かっこいい。
高いキーで声が出ていないのが不安だったりしつつも、ギターソロパートはバッキバキでアレンジも何個も入れて鳥肌でした。
ダウとの共演とはいえ、このギターは音源化した方がいいのでは、頼むぜビクター。
②そんなに好きじゃなかった~漫才1000
ピークの時はコントを曲で受ける構造でしたが、そんなに好きじゃなかったの時は、曲をコントで受ける構造。
ただ、受け方がな…。
漫才にて、1週間前に園田さんが交際期間5年同棲3年、犬をお互いに飼っていた彼女と別れていたことを、蓮見さんが暴露。
悲しすぎる…、受け方が悲しすぎるよ…。
そんなに「そんなに好きじゃなかった」なことある??????
で、漫才の内容としては、
「ヤバイ客がいたけれど蓮見さんが粋に諫めた、ということにして、好感度を上げたい」
というもの。
※M1準々決勝ネタではなかったけど、こっちの方が好み。
「今日客席に寿司屋の大将をキレさせた女来てる?」「今日客席に大学生のきしょいストーリー来てる?」とThis is the 蓮見翔な感じがたまらんかったです。
ネットやサブカルを取り扱わせたらこの人に敵う人はひとりもおらんな…、としみじみ。繰り出されるワードの数々にげらげら笑ってしまいました。
③夕日、刺さる部屋
新曲だ~~~~~~~~~!!!!!!!!!
聞けた~~~~~~~~~!!!!!!!!!
しっかり暗記しているわけではないですが「時代遅れのタイムカプセル」など、時間を思わせるフレーズがちりばめられていて、
光源期・Grape期の渋くてフレッシュ、未だにロックキッズで、初期衝動が残っているベボベが好きな人(すなわちワイ)に突き刺さる一曲だと思いました。
遊んでいる感じもあってかわいい印象も受けたのですが、ちょっとまだ記憶がふんわりしています。「天使だったじゃないか」は1か月後リリースですが、2月中旬とかに先行リリースで聞けたらなぁ~とか思いつつ。
あと照明がオレンジ色でステージ全体的にきれいでした。かっこよかった。
個人的に好きなポイントとしては
「もし僕がお笑いを志していたら、ダウ90000みたいになっていたのかな」
という小出さんの曲前発言。
ベボベはシーンが全くやっていないことをしているロックバンドと勝手に思っています。一方で、ダウ90000は演劇・コントにくくらずに創作をしている印象。(Wiki作風の項とかしくじり参照。)
なんとなく、大きな流れに迎合しない態度に小出さんなりにダウに共鳴するものがあったりするんじゃないかなぁ、と考えたりしました。
④Endless Etude~The CUT
まーーーーーーかっこいい。
自重してほしい。差し出せるエモが足らない。
初めて聞いたときはThe CUTのつなぎでしびれましたが、今回はEndless Etudeがマーーージでかっこよかったです。
今日は少しテンポを速めていたり、ベースの音色が少し音源バージョンと変わっていたりで、Endless Etudeが先鋭化されている印象でした。
ライブで何度もやったり、Best Wishes To All Verを製作したり、と培ったことで得られたものなのかな、と思ったりしました。
しかし、人力こだわりバンドBaseBallBearのニューウエポンがルーパーというのはウルトラC(Bなのに)、その手があったか、と毎度思わされます。
とはいえ、この曲のためだけに、ルーパーが置かれているのもちょっともったいないと思ったりで、「天使だったじゃないか」で新ルーパー曲が来たりするのでしょうか、楽しみ。
⑤MC徳島メンバーdisラップ
ここでベボベ&ダウ全員集合。
ここまでの流れが、普通にパートわけするよりにじませたいよね、というハマスナのトークからであることが明かされました。
(ハコ借りるお金なかったから出し合ったのかな、と思っちゃうライブにしたくない、と蓮見さん。いらんこと言うな。)
あと、園田さんに「別れたのいつでしたっけ?」と追い打ちをかける小出さん。ダウと絡めて終始にっこにこ、嬉しいが顔からあふれていて眩しい。
幸せならオッケーです!
その後、小出さんの回しから、飯原僚也akaMC徳島のメンバーdisラップコーナー。
小出さんが「飯原さんのラップが~」とかいちいちダウ情報を出してくるので、ついに「この人ファンなんです」と差し込む堀之内さん。
ここまで小出×ダウの流れだったのが、急にベボベのMC味出る感じしてほっこりでした。でもこの流れから、こいちゃんの「そうです、わたすがファンのおじさんです」は聞けず…!無念…!
ラップコーナー、ファンのおじさんの解説曰く、元ネタは↓みたいです。
disを受けたのは、蓮見・忽那・園田の3人。
小出さんの「カマセッ!」で披露された内容は大体こんな感じ。
蓮見さん:家賃20万、ヒゲ脱毛も行けていない、いつか青髭に戻る
忽那さん:嘘をつくな、食べ物はみんなで分けましょう、大人を巻き込むな
園田さん:彼女との復縁はない
園田さん、辛辣で草。
蓮見さんはヒゲ脱毛は痛すぎて怖くて行けていないらしく、どうやら「チャット再結成のシャングリラのドラムと同じタイミングで痛みが来る」とのこと。会場爆笑。蓮見さん、小出さんの関ジャム見てたんだなぁ。
園田さんのdisラップには「赤白で終わらず白黒で終わった」というベボベオマージュのライムがあったところも「お!」と思ったのですが、
「園田・ほのか・おろか・かすか・ショコラ…」と3語のaoaを細かくつなげていくライムがすごくきれいでした。
ファンのおじさんも「おろかぁ」、「ショコラぁ」と合いの手を思わず入れるレベル。(ノリノリじゃねぇか)
園田さんの「1週間前に振られた人間へのdisラップにフゥ~とか人間じゃねぇ!」という客席へのツッコミもキレッキレで面白かったです。
ちなみに、トラックはEIGHT BEAT詩のドラムとチャップマンスティックでした。
⑥さんすくみ~kodoku no synthesizer
園田さんを散々いじってからのコント「さんすくみ」。
なんか見たことある記憶あったのだけど、youtubeで探したけどなかったので動画は割愛。
内容としては、「恋敵が〇〇みたいなタイプだと勝てない構造が3ペアできていて、互いに勝ちあえないから3すくみになっている」というもの。
……なんですが、その3ペアのだれにも勝てない役が出てきて、それが奇しくも園田さんの役という。
流石にそん好きとかさんすくみとか、作品と園田さんがあまりにもリンク過ぎるし、今日の公演の縦軸、園田さんじゃね?でも、振られたの1週間前なんだよね?どうなってんだ…?
みたいにここら辺から思い出しました。
で、園田さんがコント終わりうなだれながらドラムの前に座り、青く薄暗いステージで、ベボベのkodoku no synthesizer。
なんだ……このエンタメは……?
振られた直後でkodoku no synthesizerとともにうつむく、時に頭をかきむしる園田さんは面白くも、曲のシリアスさも相まって徐々に
「うーん、でも自分も昔、失恋した時こんな感じのテンション感でkodoku聞いてたかもしれん……」
とノンフィクションさ帯びてきて、徐々に苦虫をかみつぶしたような顔してました。
園田さん…、幸せになってくれ…。
帰宅して急に辛い気持ちとかならんでくれ…。
⑦changes
こいちゃん、よくがんばった。
声の調子やっぱり悪かったようで、後に明かされたのですが咽頭炎だったようです。近く打首との対バンもあったと思うので、ひどくならない様にしていただきたい。
高いキーが出づらいのか、changesのサビ終わり「かけだしてく」「新しい自分」では歌うのを諦めていたほどでした。
あの時の苦悶する表情忘れられません。
ただ、思うのは、ラスサビ前の「いつもより少しいい目覚めだった」や、changesのギターソロには鬼気迫るものがあって、なんとなく他の誰かにはわからない悔しさみたいなものがにじんでいたように思いました。
この日のギターはかきむしるように弾いている感じがすごくかっこよかったし、フレーズにアレンジもばしばし入れてボーカルでできなかった分の気合を込めている感じがしました。
あと、changesの時のホリくん・関根嬢の目線やプレイを大きく見せようとする姿が忘れられないです。
細かく前に出たり目線を客席に向けたり、ボーカルの分までライブの見どころを作ろうとしてる姿にグッときました。
以下、ファンの妄言なのですが、ファンが勝手に受け取って解釈するのはどちゃくそファンのエゴでありすべきではないことは重々承知なのですが、
こいちゃんが声が出づらい、という今回において、お互い何をすべきか、と目的意識がそろっている2人に、運命共同体というか共犯関係というか、こう、言葉にできない結びつきを勝手に見出し、美徳のある本当に素敵なバンドだなぁ、と今回のchangesで思いました。小出祐介・堀之内大介・関根史織の3人がバンドのために各々行動し、結果としてBaseBallBearという一つの”何か”になっている姿(いや、まぁ、本当に勝手にそういう解釈を押し付けているだけなのですが)がかっこいいし、好きだなってなりました。
今回のchangesもまた今後のバンドとして大切なアクトだったのではないか、と思ったりしています。次にchangesを聞く時はどんなBaseBallBearなのか楽しみです。
とここまでがファンのエゴ発言ですが、それは置いておいて
早く良くなってくれ~~~頼む~~~。
⑧EN:耳を貸して
再び全員登場。
「ここまで馬があうコラボはなかなかない」と小出さん。
「本当に楽しかったからまたやりたい」と蓮見さん。
次回もやろう、とステージ上で約束してただけに、これは次の公演も期待しちゃうところです。
ちなみに次回は「堀之内・園田 象マリオ対決」「堀之内・吉原 メッシュ対決」「関根・中島 入れ替わってても気づかない選手権」「小出・蓮見漫才」があるらしいぞ!!!
漫才をする小出祐介!!!何それ!!!楽しみだね!!!!!!
とはいえ、蓮見さん、2年先まで脚本埋まっているらしいです。もう売れっ子だもんな…、次回やるとしていつなんだろう…。
家賃22万だってよ…、いくらもらってんだ…。
で、ファンのおじさんのダウ語り。
今思えば伏線だったのですが、園田さんの「自分が海物語のマリンちゃんのおっぱいを触っている写真を友達が勝手に好きな子に送った流れでその子と付き合えた話」や、道上さんの「初チューと初彼氏の期間がダブっている話」を怒涛に話している、って、マジで忙しいだろうに何でそんなにチェックできてるん……?なぜ……?
ダウドキュにて使用されたオリジナル曲「耳を貸して」を、歌唱:ダウ90000、演奏:BaseBallBearで行うスペシャルセッション。
吉原さんのダンスが上手だったり、道上さんの歌が上手だったりと色々思うところはありましたが、
園「マリンちゃんのおっぱいじゃねぇ!つかもうぜ!ビッグドリーム!」
いや、今日、どこまで園田デーなんだ。
最後の記念撮影でもお尻の形の汗の跡が床についている、とか、今日必ず爆笑に何かしら関わっていた…、にも関わらず、パンチラインですべてを持っていったぞ…。何それ…。
ピエロを演じながらしっかりかます感じ、マジでなんなんだ。
HIP HOPすぎんか??????園田 祥太?????????
※ダウドキュは今観る手段はないらしく、耳を貸しても聞けないとのこと。。。再聴不可とは無念。。。
おわりに
というわけで、感想でした。
ぶっちゃけめちゃくちゃ相性よかったんじゃねぇ〜〜とか思ってしまう内容でした。
東名阪ツアーとかやらないかな〜〜、頼むぜ〜〜。
次のライブは「天使だったじゃないか」TOURですかね。
どんなライブになるのか、以前にベボベの新譜だ~~~~~~!!!
楽しみだ~~~~~~!!!!!!
ではまた!
宣伝
よろしくお願いします!!!!!!
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【受付期間】1/17(水)12:00 ~ 1/28(日)23:59
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