見ていなければ知らない巨人の星第1話

巨人の星と聞いて世の中では「大リーグボール養成ギブス」や「花形満と飛雄馬の戦い」と言ったスポ根アニメのイメージかと思います。
実は本編を見ないと知らない事実がそこらかしこにあるのです。

長嶋茂雄が巨人軍入団で元巨人軍選手だった一徹と長嶋茂雄入団でいじめにあった飛雄馬
家に帰れば長嶋茂雄で親子喧嘩をはじめ一家離散の危機

一徹は巨人軍時代の自分を酒にうつしてしまうくらい未練がありました。

長嶋茂雄の入団会見に敵意をもった飛雄馬が乱入して一徹直伝の魔送球を川上哲治の前で披露。
川上哲治は長嶋茂雄どころではなくなる。

飛雄馬の魔送球を見た川上哲治は第二次世界大戦を思い出しながら飛雄馬を追いかける。

そして誰もが見たことがある飛雄馬が家の壁にあるボール大の穴を通り抜けて庭の木に当てる技のシーンになるわけです。

第1話は時代背景にこだわっており、所々で実写映像が挿入されています。
川上哲治、星一徹がすごしてきた戦争と野球
長嶋茂雄がでてくる戦後野球
星飛雄馬は長嶋茂雄以降の野球
視聴者は星飛雄馬以降の野球人生を担う
という位置づけだったのかなと思いました。

KBS京都で先週から放送されている巨人の星を今の子供たちはどう見ているのでしょうか。
ちょっと気になりました。