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【日記】雨の音/かぎ針編みをしてみる/ブラームスの間奏曲のイメージを浮かべてみる

今日は久しぶりに雨が降りました。
まだ降らないだろうと、傘を持たずに出たら、
帰りはしっかり降られました。

雨に濡れるのは冷たいし、雨の日の外出は面倒ですが、私は雨の日が結構好きです。

家の中にいて、雨の音を聞いているのが好き。
今日の雨は、優しい音がします。

以前、赤ちゃんに、テレビのノイズ音(ザーッという音)を聞かせるとよく寝るというのを聞いたことがありますが、雨の音はそれと似ているのかもしれません。

そんな雨の音を聞きながら、今日は編み物をしていました。

編み物は、1本の毛糸が、ループを作りながら絡んでいき、布(面)になる。そこがおもしろいと思います。今日は、かぎ針で、食器洗いに使うアクリルたわしを編みました。

かぎ針編みはあまりしたことがなく、段の初めとか最後とかの、かぎ針を通すところがよくわからなくて、そこが難しいと思いました。

同じものをふたつ作りました


夕方になって、ピアノに向かいました。
いつもの練習と、その他にブラームスの間奏曲op.116-2を練習しました。

4分の3拍子、a-moll の暗い出だし。とても落胆しているような感じ。
途中から、8分の3拍子になり、音価も短くなって、音域が高くなり、何か冷たい感じがします。雪が降っている?
また、4分の3拍子に戻り、A-dur になる。あたたかい感じ。そして、下降音型を経て、また a-moll の再現部になり、最後にsfが来て、終わる。

非常に寒い外を、足を引きずりながらやっと歩いているかのよう。吹き付ける風、降りしきる雪。ふと横を見ると、窓の向こうに見えるあたたかそうな部屋、家族の団らん。自分の昔を思い出す。
我に返る。やはり今ここにあるのは落胆であり、どうにもすることができないという叫び。仕方ないのだというあきらめ。
こんな感じがします。

例えるなら、タロットカードの、ペンタクルの5 のよう。本当のところは違うのだろうと思いますが、自分なりのイメージを持つことも大事ですよね。あとは、これをどう音に表していくかです。

今日はこんな風に、イメージを浮かべてみて、音をイメージに近づけるように、練習しました。


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