GSAPについてざっくりとまとめる。
GSAPとは?
GreenSock社が開発している軽量で多機能なJavaScriptライブラリです。
GSAPはCSS、HTML Canvas、WebGLなどさまざまなWEBサイトのアニメーションに利用することができます。
GSAP用語
トゥイーン(Tween)
アニメーションの始まりから終わりの間を保管する機能のこと。動きの途中を自動的に埋めてくれる。
「.to()」がトゥーインを表す。
// "box"クラスの要素をtranslateX(100px)で1秒かけて回転移動します。
gsap.to(".box", {rotation: 27, x: 100, duration: 1});
タイムライン(Timeline)
モーションの一つ一つをまとめて、全体を時系列で制作できる。PremiereとかAfter Effectsのタイムラインと同じ感じ。
// タイムラインを作成
let timeline = gsap.timeline();
// 複数のトゥーインをタイムラインに追加します。
// ".green"をtranslateX(600px)で2秒かけて移動します。
timeline.to(".green",{x: 600, duration: 2});
// ".purple"をtranslateX(600px)で1秒かけて移動します。
timeline.to(".purple",{x: 600, duration: 1});
// ".orange"をtranslateX(600px)で1秒かけて移動します。
timeline.to(".orange",{x: 600, duration: 1});
スクロールトリガー(ScrollTrigger)
スクロールイベントを制御するライブラリ。コード量が少なくシンプル。
// "box"クラスの要素をビューポートに入ったらtranslateX(500px)で移動させます。
gsap.to("box", {
scrollTrigger: ".box",
x: 500 });
デュレーション(duration)
propertyの1つで、アニメーション開始の時間のこと。
イーズ(ease)
加減速のこと。
ディレイ(delay)
遅延秒数。
yoyo
リピード時に反復するか。trueで反復。デフォルトはfalseなので省略可能。
ポーズ(paused)
一時停止にするか。trueで一時停止する。デフォルトはfalseなので省略可能。