七色の声の歌姫、阿部真央ライブ@東京ガーデンシアター
本日、阿部真央の15周年記念ライブに行って来ました!
あべまファンになったのは4、5年前。知り合いから『デッドライン』『マージナルマン』という曲がいいと教わったのがきっかけ。
それまでも阿部真央を知っていたけれど、「なんかアイドルっぽい曲だな」と思って、とくに興味を持っていなかったのだ。ところが、その2曲でロック調の曲を激しく歌う姿に圧倒されて、あべま沼にどぶどぶハマっていって、今に至る。
初めてのあべまライブ。しかも、大きな会場。にも関わらず、アリーナ席を取れて、「私ってくじ運めっちゃいいかも?」と思ってたら、ほぼ最後部の席でステージはほとんど見えず…。しかも、みんなが立ち上がったら、背の低い私は全然見えなかった😥
まあ、そんなもんよね…と思いつつ、たまに人の頭の隙間から、オペラグラスで表情を見てました。
8000人収容できる会場らしく、2階席も3階席も埋まっていた様子。
どこかのグループからソロデビューしたんじゃなく、ずっとソロで、これだけのファンを集めるなんて、すごいんじゃない? とふと思ったり。
もちろん、渡辺美里とか、ユーミンとか中島みゆきとか、一人で歌い続けている歌姫は他にもいるけれど。あべまも、この先もずっと一人で、圧倒的な存在感でステージに立ち続けるんだろうなあ。
あべまは、7色の声を持つアーティストだと思う。
ポップな恋愛の曲は甘い声で、ロック調の曲はパンチの効いた声で、人の背中を押す応援歌は明るく爽快な声で。曲によって声音までガラッと変えるから、もう歌うために生まれてきたとしか思えない。
そして、会場中に響き渡るぐらいの、圧倒的な声量。
一言で言うと、「表現力オバケ」。
2時間半、最後までずっとテンションが落ちずに歌いきるから、どれだけレッスンしてるんだろうって思う。
後、作詞作曲も自分でしているのも、才能の塊だし。
とくに『morning』は圧巻だった(*動画は10周年記念ライブの音源)。鳥肌が立ちっぱなし。
ギターをかき鳴らしながら、最初は囁くような声音から始まって、サビでは叫ぶような声になる。
この曲は不倫、もしくは遊び人の男性との恋愛の曲なんだけれど、そんな男性を愛してしまった切なさや苦しさが全身から伝わって来る。どれだけ、つらい恋愛をしたんだろうかってぐらいに。
曲が始まると、会場中がシンとなって、空気が変わる。この曲を生で聞けただけで、ライブに行ってよかったと思う。
あべまは「みんな楽しんでる?」と何度も聞いていたけど、大好きな曲をたくさん聞けて、ホントに楽しかった!
最後の、「みんな、自分のやりたいことをできて、自分らしく、元気に生きていってほしい」というまっすぐなメッセージにも、ジンときた。
ありがとう、あべま。たくさん元気をもらえたよ。
また行こう。今度はもっと小さな会場で。
今日のライブはU-NEXTで見逃し配信しているから、『morning』だけでも観てほしい。こんなに心を打つ歌い方をできるアーティストは、そうそういないから。
ってか、帰って来てからU-NEXTを観たら、あべまの顔がよく見えた😑
来月はCreepy Nutsの東京ドーム、3月は10-FEET とロットングラフティーのライブと、今年はいきなりライブ三昧♪
新しい学校のリーダーズも、観に行けたらいいなあ。