見出し画像

くまさぶろうのこと

今回のnoteは、飼っている犬のことがテーマ。


くまさぶろう

正式名称は「熊三朗(くまさぶろう)」という、
ちょっといかめしい名前だ。

普段はくまと呼んでいる。

2017年2月生まれ。
ミックス犬で来月8歳になる。
最後に計ったときは体重が28キロあった。
立派な大型犬サイズだ。

うちにやってきたときは生後4ヶ月。
迷い犬や障害を抱えた犬を育てている、
ボランティア団体から譲り受けた。

くまとの初対面の時のことは今も覚えている。

その日、仕事から帰ったのは夜10時すぎ。
息子たちは幼く、
家族はみんな先に寝ていた。

電気が消えた居間の一角にくまがいたけど、
警戒したすごい重低音の唸り声で僕を迎えた。
生後数ヶ月とはいえ、体重15キロあった。
黒毛の身体が闇に溶けて目が光っている。
・・・びびってしまった。

でも犬は家族に序列をつけるというし、
家長としては舐められてはいけない、と
腕を組んで、頭上から「うぅー!」と唸り返した。

体は立派でも相手は子犬。
きゅんと体を丸めてしまった。
大人気なかったなー汗。

向かってくる猫にはいつも負けている

性格は臆病だ。
雷の音に極端に弱い。
散歩中も、度胸があるどら猫なんかに出くわすと
きゅんとなる。
対して、遭遇すると逃げていく子猫など小動物に対しては、
わんわんと向かっていく笑

2、3歳の頃は左右のフェイントが得意だった

以前はくまと僕の関係性は余りよくなかった。
散歩中もお互いに
リードを引っ張り合っていた。
尻尾を降ってくれることなんてほとんどなかったし、
散歩も餌やりも義務感でこなしている感じだった。

その関係性が変わったのは、
1年半前の失踪事件。

散歩中にふとしたことで
リードが外れてしまった。
すぐに追いかけたけど、
どんどん走って遠くにいってしまう。

その後、目撃情報を頼りに探し回ったけど、
見つからない涙

近隣の店舗に手製チラシを張り出してもらい、
新聞の迷い犬募集欄にも広告を掲載した。

散歩中の人や農家の人…
河原など探しに探したけど、
見つからない日が続いた。

諦めかけていた8日目、
動物愛護センターから、施設駐車場の側溝にはまって
動けないでいる、くまらしい犬がいると連絡をもらった。

迎えに行くと、聞こえてくる、
わんわん吠える声はまさにくまだった。
想像した以上に元気だったけど、
そのときの嬉しさといったら。

ペットは家族。
捜索を通して、いろんな犬好きの方たちと話をし、
情報交換ができたことがいい経験だった。

失踪事件以来、くまの尊さに気づいた僕は態度を改めた。
今は、くまとの関係性はわるくないと思う。


う〜ん・・・くまのことなら筆が進むなー

今回は、noteを通して仲良くさせてもらっている、
人気者の日々樹さんのメッセージをきっかけに
くまのことを書くことになった。
こんなやり取りって嬉しいことだなー。

熊本リヒトのこと、仕事のこと、
改めていい報告ができるよう、がんばろうー



いいなと思ったら応援しよう!