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第5回熊本地域医療勉強会 開催報告 2023/10/27

10月27日(金)第5回熊本地域医療勉強会 を開催しました。
今回は、熊本大学医学部3年生のお二人から、海外視察報告の発表をしていただきました。

お一人目は、西村美祈さんから
「ジェノサイド後のルワンダの発展と課題 」


二人目は、伊福真亜子さんから
「遊学のススメ ~タイとエジプトを巡って~」

今回参加者はオンラインも含め約30名。そのうち約半数が、医学生・高校生の参加でした。

新型コロナウィルス感染症の影響で、海外に行けない状況が続いていました。5類移行後のこの夏に、「今しか海外に行って経験する時間はない!」という強い思いで、積極的に行動されているお二人です。

他国の文化、宗教、生活、産業、教育、医療、価値観などを、現地で実際に見聞きし、そこで感じ・考えたことを、多くの写真を交えながらお話しいただきました。

今回の Take Home Message  !!

・若いうちに海外に行って、多様な価値観に触れるべし!
世界は広い。自分たちが当たり前に思っていること・常識が、海外では通じない。様々な価値観に触れることで、自分の視野が広がり、多くの学びを得ることができる。

・医療だけで医療は成り立たない
ひと(医療者)、もの(病院・薬・機械・材料)、かね(医療保険制度)が整っているかだけでなく、内戦、家族背景、仕事、インフラ(水・電気)、予防習慣(手洗い・歯磨きの習慣など)などなどが、複雑に絡まり合っている。これらは、日本の地域医療を考える上でも、通じるものがある。

フロアよりご感想。お二人とも素晴らしい!!

〈参加者アンケートより〉

・現地での実情を体験するだけでなく、課題を見つけ解決するための方法も考えられていて、とても素晴らしかったです。自分の大学生活を振り返りレベルの違いにただただ圧倒されました。刺激をいただいたので私も今後の活動に活かしていきたい思います。

・素晴らしい体験談を楽しく聞かせてもらいました。様々な価値観ってホント大事だなと改めて感じました。押し付けない、多様性を大切にしたいと思いました。

・国外の生活や医療などに実際に触れ、感じたことや、これから必要なことを、自分達なりに発信出来ることは、大変素晴らしいと思いました。
いつも先生方の発表を聴く機会の方が多いので、とても新鮮で刺激を受けました。

・海外での経験についての講演であり、大学生になったら海外に行ってみたいと思っていたので、具体的に知ることができとても良かった。(高校生より)

発表してくださった西村さん、伊福さん ありがとうございました!
そして、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

次回もお楽しみに!!

懇親会後に集合写真


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