ぐり石ってなんだろう?(冬馬記者)
くまモン記者団の、冬馬記者(熊本市)です!
熊本城には、大きな天守とたくさんの櫓や石垣があります。石垣といえば武者返しが有名でしょう。その石垣を支えているのが「ぐり石」です。今回はそのぐり石にメッセージを書く体験会に参加しましたので、その事についてお話しします。
(熊本城の石垣について)
体験会の前に、熊本城調査研究センターからいらっしゃった先生のお話がありました。私が参加したのは5回中4回目の日で、石垣についてお話しをしてくださいました。その内容について少し紹介します。
「熊本城の石垣は、どこから来たのでしょう。主に、花岡山、万日山、どっこ山から切り出して、川や陸路で運んできました。川は船で運び、陸路は石垣の下に小さな丸太をたくさん敷き、大人数で転がしながら運びました。最も大きな石は1トンもあり、加工したり、あるいはそのまま加工せずに積むそうです。石垣はこれまでも、明治の大地震や台風などで何度かくずれたことがあって、その都度修復されてきました。」
(ぐり石)
石垣は、皆さんがよく見る表面の大きな石と、その間に敷き詰められた小さな石だけではなく、さらにその奥に土があります。石と土の間にはいるのが「ぐり石」です。
(ぐり石のメッセージ書き体験)
ぐり石は、実際に復旧工事に使われるので、100年以上残るそうです。なので、記録に残るように名前と日付を書いてから、私が好きなものや絵、夢を描きました。
(おわりに)
熊本城の石垣について、たくさんの事を知って勉強になりました。私のぐり石が100年以上残ると思うと、感動です。
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