川尻の国指定史跡「船着場跡」(冬馬記者)
くまモン記者団の、冬馬記者(熊本市)です!
前回ここで川尻米蔵について紹介しましたが、もう一つ川尻の発展を支えたものがあります。それは、船着場です。ここはどのように川尻を支えたのでしょう。
(船着場について)
川尻は、加藤清正時代から貿易港として栄え、年貢米の集積地でもあったため、たくさんの船の往来がありました。この船着場には、当時の活気を連想させる頑丈な石段があり、特に「殿様雁木(とのさまがんぎ)」という石段は、藩主やその一族、重臣の乗り降りに使われた為、特に精巧で頑丈に造られています。ここは米蔵と船着場が揃って現存しているのが珍しいため、国指定史跡となっています。
(えっ!トイレ?)
この船着場には、熊本最古と言われる公衆トイレがあります。このトイレは、船着場の利用者のために明治中頃に造られ、陸上交通の発展とともに使われなくなりました。かつては2軒連なっていたそうです。全国的にも当時のまま残っているのは珍しいそうです。
(おわりに)
住んでる町の近くに、貴重な史跡があると知れて良かったです。川尻には、他にも史跡があります。また、伝統工芸品などもあります。「もっと知りたい!」と思いました。興味のある方は、歴史が詰まった川尻の町にぜひ来て下さい。
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