9日間の体験談(いつき記者)
こんにちは! くまモン記者団の、いつき記者(菊池市)です。
私はこの夏、9日間家族と離れて「とある場所」で生活してきました...。それは、私がずっと前から参加したくて心待ちにしていた、キャンプ!今年30周年を迎えた「子ども村2024さるとび」キャンプです。
このキャンプは、8月10日から18日まで、大分県中津市山国町で8泊9日の長期プログラムで開催されました。このキャンプの特徴は、長期間家族と離れ、自分で出来る事を増やし、子ども達が成長していく所です。
ほぼ毎日テントで寝て、子ども達が薪を割り、火を起こし、羽釜でご飯を炊き、食器も洗います。食事のメニューも自分たちで考えます。洗濯物は、洗濯板でゴシゴシ洗って、自分たちで干します。その日何をするか、子どもたちで企画します。衣食住、何でも自分で挑戦することが出来るキャンプでした。
もう一つの特徴は、「アニマ」と言われる、高校生や大学生も一緒に参加して、子どものやりたいことをサポートしてくれる所です。アニマはラテン語で「魂」を意味します。子どもの心に近いアニマたちがいることで、私たちはキャンプを思いっきり楽しむことができました。
ここで、私が子ども村で過ごしたある1日を紹介します。
6時、起床。
ラジオ体操をします。
6時半、ご飯作り。
火おこし、お米研ぎ、野菜切りの3グループに分かれます。私は火おこしを担当をしました。朝露で薪が湿っていて火をつけるのがとても大変だったけど、風で少し乾かしたらすぐに火がつきました。薪に火をつける時は、下から順番に、新聞紙、杉の葉っぱ、細い枝、そして1番上に薪を組んで火をつけていきました。
8時、朝食。
この日の朝ご飯は、お味噌汁と白ご飯、焼いたサバでした。食べ終わったら自分で皿洗いをします。
9時、洗濯。
近くの川へ行き、洗濯板でゴシゴシ自分の着た服を洗います。洗濯が終わった人たちは、川でカニや小さなメダカやおたまじゃくしを捕まえて遊びます。絞った洗濯物は、自分たちでロープに干して乾かします。
10時、魚釣り。
魚が何匹釣れるかみんなで競いました。私は7匹釣って優勝!大人顔負けだと言われました。ヤマメやニジマスが釣れました。
11時、昼食づくり。
この日のメニューは冷やしうどん。薪で火を起こし、お湯を沸かして、うどんを湯がきました。冷たい水で冷やして食べました。とっても暑い日だったので、冷えたうどんはおいしかったです。
13時、川遊び。
みんなで近くの川へ行きました。高いところからジャンプして川に飛び込んだり、水中で魚をまえたりして楽しく遊びました。キレイな冷たい水は最高に気持ちよかったです!
15時、お風呂。
地域の人たちが温泉水でお風呂を作ってくれました。
16時、夕ご飯作り。
この日の夕ご飯は私たちが釣ったヤマメ、ニジマスです。私はじゃんけんに勝ってヤマメを2匹食べました!こんがり焼いたヤマメは、ほくほくしていて、川の味がしてとってもおいしかったです。私はヤマメが大好物なのでとても嬉しい夕食でした。
19時、花火大会。
線香花火で誰が1番長持ちするか対決しました。私はすぐに火種がポロリと落ちたので悔しかったです。花火が終わって、友達と星空を見ました。私は夏の大三角形が1番大好きで、寝転がってずっと眺めていました。
21時、就寝。
テントで4人組になってみんなで寝ました。なかなか眠れなかったので、夜遅くまでお話ししていたら、アニマから怒られました。でも、どうしても楽しかったので、みんなで少しだけ遅くまで起きていました。
このキャンプで体験した事は他にもたくさんあります。大分県の久住山への登山。地元の六助太鼓の方から太鼓を教わったり、地域の方と盆踊をしたりしました。テントの中で夜遅くまで友達とお喋りして起きていた事も忘れられない思い出です。
キャンプでできるようになった事は、色んな料理を作れるようになった事。洗濯や火起こし、米洗い、羽釜で米を炊ける様になった事。ママがいなくても眠れるようになった事です。いつもご飯を作ってくれる家族のありがたみが、このキャンプでよくわかりました。
キャンプから家に帰って、私は以前に比べて、たくさん料理を作ってよく手伝いをする様になりました!来年の目標は、ヤマメを全員分釣り上げるぞー!目指せ40匹!今から楽しみです♪
以上、いつき記者でした。
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