年末にもちつき(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
ぼくはおばあちゃんちでもちつきをしました。毎年おじいちゃんがもちつき隊長でしたが、ぼくが小学生になる年に亡くなってしまってからはおばあちゃんが隊長です。せいろでもち米を5升ふかして、餅つきの機械でこねます。ふかしたもち米を機械にいれたら、しゃもじでコネコネしてフタをしめます。
つきあがったら、かたさをチェックするために、おばあちゃんがしゃもじでつんつん押してみます。かたさのチェックが終わったら、もち取り粉の入った平らな入れ物に素手で入れます。これがとっても熱そうで、隊長のおばあちゃんが熱さにたえてがんばってくれます。
今度は軍手をつけたお母さんが、つきたてのもちを小さくちぎっていきます。親せきのおばさんたちが、それを手際よく丸い形に丸めていきます。おかあさんが上手にちぎってあげると、そんなに頑張って丸めなくてもきれいな丸い形になるそうです。軍手をしていても、だんだん熱くなるみたいで、熱い熱いといいながらお母さんもがんばってちぎってました。
お正月に食べる分を丸め終わったら、今度は保存用ののしもちを作ります。のしもちは、つきたてのおもちを水が入ったボウルに入れてからジップロックに入る程度の量をちぎって入れます。水分が入るのでやわらかくなります。それを平らに伸ばしていくのですが、これがものすごく熱いので、この作業をするときも軍手が必要です。やわらかくて伸ばすのが楽しいです。翌日かたまったら、包丁でカットして冷凍庫で保存します。そうすると、食べたい時に食べることができます。
お昼はつきたてのおもちを大根おろしと醤油の「おろし大根」で食べます。でもぼくは大根おろしが辛くてうぇっとなるので、しょう油だけで食べます。つきたてのおもちはとってもおいしいです。あんこ入りのおもちも作ります。これはおやつに食べるととってもおいしいのでもちつきの楽しみの一つです。
ぼくもおもちを丸める手伝いをしましたが、しわがいっぱい入って上手に丸めることができません。のしもちも上手に平らに伸ばすことができません。だからあまり役には立てないのですが、釜に火をくべるの方が楽しいので、そっちを手伝ったり、片付けをがんばりました。
最近は、スーパーで売られているおもちを買う人が多いと思いますが、親せきのおばさんが「このふんいきを今年も楽しませてもらって良かった」と言ってくれました。もちつきはこれからも伝えていきたい日本の伝統だと思うので、やり方を見て覚えて、ぼくが大人になっても続けていきたいと思いました。
お正月においしいお雑煮を食べるのが楽しみです。みなさんの家ではもちつきはしますか?
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