A列車で行こう!(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
JR三角線を走る、観光特急列車「A列車で行こう」を知っていますか?「A列車で行こう」は、JR九州が運行している、熊本県の三角線を走る観光特急列車です。三角駅と熊本駅を結ぶ約40キロの路線を走ります。
ぼくは初めてこの列車に乗って、始発の三角駅から終点の熊本駅までても楽しめたので、「A列車で行こう」を紹介したいと思います。
まず三角駅に向かうと、出発までまだ15分以上前なのに、すでに「A列車で行こう」がホームに止まっていました。黒とゴールドのツートンカラーですごくカッコいいです。
ホームには上品な制服を着た客室乗務員の女性が出迎えてくれて、写真も撮ってくれたりしました。いつもの三角線とはまったく違うおもてなしです!
いつもは、この赤い列車か白い列車です。
さっそく列車に入ると、車内はまるで高級ホテルのようでした。座席の柄もシックでおしゃれで、木のぬくもりを感じるようなインテリアが多いです。
乗車スタンプがあったので押しました。
ピアノの形をしたバーカウンター「A-TRAIN BAR」があり、ジュースやお酒が注文できます。上の部分は白いライトで照らされていて金色のデザインが浮き出て見えてきれいでした。すごくおしゃれで大人の気分が味わえます。ぼくはデコポンジュースと、天草産あおさ海苔とバターの風味があとをひく「サブリーポップコーン」を注文しました。黄色い部分の味が濃くて特においしかったです。他にも、天草の塩を使用した「A列車で行こう」限定の「カカオ研究所塩チョコレート」や、熊本県の柑橘ストレート果汁5種を使用した「まるごとぎゅーっとゼリー」、天然素材を使用した「天草地アイス(塩バニラ)」など、地域のおいしいスイーツが売られています。
外の光が差し込むステンドグラスはレトロな大人っぽいふんいきを出していてカッコよかったです。そして、列車のなかではジャズの名曲「A列車で行こう」が流れています。車内アナウンスの説明によれば、この曲にちなんで名づけられたこの列車の「A」には2つの意味が込められているそうです。
1つは、「天草 (Amakusa)」の「A」。16世紀から南蛮文化が渡来した天草の地へ至る列車として、ヨーロッパをイメージした装飾がちりばめられています。 もう1つは、「大人 (Adult)」の「A」。大人の旅を演出するバーカウンターでワンランク上の旅を体験することができるそうです。
車内アナウンスを聞いていると、窓から見える景色の説明がありました。有明海の説明、御興来(おこしき)海岸、金峰山などが見えてくるとアナウンスがあるので、景色もとても楽しむことができました。
ぼくは目的地に向けてどんどんワクワクが高まりました。家の車で海岸線を走るよりもふんいきも楽しめるし、バーカウンターで飲み物を頼んだり、おみやげをながめたり、音楽を楽しめたりするので、車のドライブよりも特別な体験ができます。
途中で、客室乗務員のひとが「お口直しに」と、おいしいアメも配ってくれました。電車でこんなサービスを受けたことがないのでビックリしました。ホームでは笑顔で迎えてくれて、車内でもみんな優しく、降りるときも笑顔で見送ってくれました。乗っているお客さんもみんな笑顔でした。だからぼくもとても気持ちが良かったです。
約40分の乗車時間があっという間でした。ぼくは「A列車で行こう」の曲が大好きになりました。天草に来るときには車もいいですが、観光列車「A列車で行こう」もおすすめしたいです。
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