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天草パールラインマラソン大会(航史記者)

くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!

ぼくの住んでいる上天草で開催されている天草パールラインマラソンについて紹介します!

天草パールラインマラソンは健康マラソンを広めることを目的に1973年3月11日に初めて開催された、歴史のあるマラソン大会です。

https://youtu.be/EqGUPViQbMg
(50回大会の時に作られた天草パールラインマラソン大会の歴史の映像)

「天草パールライン」というのは、1号橋(天門橋)、2号橋(大矢野橋)、3号橋(中の橋)、4号橋(前島橋)、5号橋(松島橋)の天草五橋と島々を結ぶ国道266号線の一部区間のことです。天草は真珠の養殖が盛んなので、橋で結ばれた島を真珠(パール)のネックレスに見立てて天草パールラインと呼んでいます。

この大会の大きな特徴は、「遅いあなたが主役です」というキャッチフレーズがあることです。これは、速さや順位を競うことが目的ではない「健康マラソン」だからです。そのため、いまはタイムの計測をしていますが、数年前までは計測をしていなかったそうです。

上天草市は健康マラソン発祥の地です。

記念すべき第1回大会では、「日本マラソンの父」と言われている金栗四三(かなぐりしそう)さんが20キロの部でスターターをしました。金栗四三さんは上天草市にもゆかりのあるスポーツ選手だったのです。ちなみに、名前の四三は、生まれた時のお父さんの年齢が43才だったからだそうです。

昔の天草パールライン大会の様子。
過去のパンフレットや参加賞。
Tシャツには金栗四三さんが61歳の時に直筆サインが。
金栗四三さん

ぼくの家の前はハーフマラソンのコースになっているので、毎年家族や地域の人たちと一緒に大きな声で応援をしています。

そしてぼくの家の前は折り返しルートの苦しい坂道の途中なので、疲れてヘロヘロになっている人たちが増えてくるあたりです。一生懸命に応援すると、「元気がもらえた!」「がんばるよ!」とこたえてくれるランナーも多くて、ますます応援に熱が入ります。庭のミモザがきれいに咲いている時期なので「わー、きれいね」と言いながら走りぬけていくランナーもいて、花も元気の力になっているんだなと思ってうれしくなります。

天草パールラインマラソンのコースは、上天草の美しい自然を楽しんでもらえる絶景コースです。海岸線と緑の山々、そしてふだんは走ることができない2号橋から5号橋までの天草パールラインを駆け抜けながら海や島々を眺めることができます。「地元の人たちからの応援と天草の風景に励まされるんだよ」とランナーのみなさんから言ってもらえる自慢のマラソン大会です。

今年は上天草市市制施行20周年を記念した第53回天草パールラインマラソン大会が、3月8日(土)に開催されます。申し込み期間が延長されて1月17日までなので、興味のある方はぜひエントリーしてください。ぼくがみなさんを応援します!

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