1200年の歴史~青井阿蘇神社(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
今回は青井阿蘇神社について紹介したいと思います。
青井阿蘇神社は、人吉藩主・相良家の相良長毎(ながつね)の命でつくられた、熊本県人吉市にあるとても古い神社です。なんと、約1200年前の平安時代に建てられたといわれていて、今もその姿が大切に守られています。この神社は、2008年(平成20年)に熊本県では初めて国宝指定され、茅葺きの神社建築としては初の国宝指定だそうです。本殿(ほんでん)、幣殿(へいでん)、拝殿(はいでん)の3棟が一体となった茅葺きの社殿建築は、桃山時代の特徴を伝える貴重なものだそうです。
本殿とは・・・神社の主祭神を祀る中心的な建物
幣殿とは・・・神前に供え物をするための建物
拝殿とは・・・神社で参拝者が礼拝するための建物
赤い鳥居の向こうに見えるのが、楼門(ろうもん)です。楼門は、正面にある二階建ての豪華な門で、青井阿蘇神社の楼門は茅葺き屋根で全国的にも有名だそうです。
楼門の横に、大きなせいくらべができる石碑があったので、家族でせいくらべをしました!190センチまで測れます。みなさんもお参りに来たらぜひ計ってみてください。
神社の中に、人吉球磨豪雨災害のときの写真がありました。こんなに高い鳥居なのに、こんな上のほうにまで泥水が。
2020年7月、人吉球磨豪雨災害がありました。青井阿蘇神社は近くを流れる球磨川(くまがわ)が氾濫して、大きな被害を受けました。きっと泥水で汚れたり、大きく傷ついたりしていたはずです。自然の怖さをこの写真で感じ、そして青井阿蘇神社はこの大きな災害を乗りこえ、今も大切に守られているんだと思いました。
この日は雨も降っていたので、今度行く時はお天気が良くて、蓮池(はすいけ)の蓮が咲く頃に行ってみたいです。
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