夏の星空を観察してみよう(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
理科の先生から、「北と南の星空を観察してくる」という宿題が出たので、天気のいい夜にお父さんと観察してみました。
僕の家の周りは住宅が少ないので、夜空の星がとてもきれいに見えます。お父さんから懐中電灯でお目当ての星を照らしてもらっても、「どの星かな...?」と、見つけるのが大変なくらい、目視できる星の数が多いのです。頑張って、だいたい見つけることができました。
iPhoneでは星を撮影するモードがあります。この機能を使って、見つけることのできた星や星座を紹介したいと思います。星に色と線をつけた画像を作りましたので、ぜひ参考にしてもらい、そのあと星空だけの写真のほうでも同じ星や星座を見つけてみてください。
まず北の夜空です。ひしゃくの形をした北斗七星があります。北斗七星はおおぐま座の一部です。ひしゃくの部分から右のほうに北極星(赤い色をつけています)があります。どちらもすぐに見つけることができて、嬉しかったです。
次は南の空です。右下にあるのがさそり座です。お父さんが、「さそり座は大きいから全部見えないかもしれない」と言っていた通り、低い位置にある星は山に隠れていましたが、赤くて明るい星の1等星、アンタレス(赤い色をつけています)はしっかり見つけることができました。さそり座の左下、S字のしっぽの部分が少し隠れてしまっています。
さそり座のすぐ左には、いて座があります。左はしの6つの明るい星が北斗七星のようにひしゃくの形をしています。これが南斗六星(むらさきの色をつけています)です。
いて座のあたり、薄く見えるピンク色の帯の部分は天の川です。天の川を探せばいて座は見つけやすいです。
いて座の右上にある、野球のホームベースのような形をしているのがへびつかい座です。見つけた時、「大きい星座だな」と思いました。
へびつかい座の左にあるのはわし座です。わし座の一等星、アルタイル(青い色をつけています)は「夏の大三角」のひとつです。
「夏の大三角」のあとふたつ、はくちょう座のデネブ、こと座のベガは、雲に隠れて観察できませんでした。インターネットで調べてみると、7月下旬から8月上旬には夜10時頃、夜空のちょうど真上あたりに「夏の大三角」の明るい一等星が見えるそうなので、その頃にまた観察してみようと思います。
上天草市は、環境省が主催する「スターウォッチング」で、日本一美しい星空に認定された場所です。去年の冬、ミューイ天文台の星空観察会にも参加して、この時はとても寒かったのですが、ふたご座流星群や冬の大三角などたくさんの星を観察できました。
みなさんもぜひ上天草の美しい夜空を見に来てください!
#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#航史記者
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?