夏休み親子水道教室(航史記者)
くまモン記者団の、航史記者(上天草市)です!
8月25日(日)、ぼくは上天草・宇城水道企業団の「一日こども職員」に任命され、八代浄水場の夏休み親子水道教室に参加してきました。
ぼくの住んでいる上天草市は海に囲まれた島なので大きな川がなく、十分な水源がありません。そのため、おもに八代浄水場からの水が送水管をとおって運ばれてきているそうです。川からの水はそのままでは汚いので、八代浄水場できれいにしてから送られてきます。
水をきれいにする実験を2つしました。1つ目の実験は、細かい汚れをPAC(パック)という凝集剤(ぎょうしゅうざい)を入れることで、水中のゴミを集めてきれいな水と汚いゴミとを分ける実験です。最初は1分間に150回、つぎは1分間に50回のペースで5分間ゆっくり混ぜてから10分そのままにしておきます。すると、汚かった水が、きれいな水と汚い部分とに分かれました。
2つ目の実験は、ペットボトルでろ過装置を作ってきれいな水にろ過する実験です。カット綿、ガーゼ、砂利や砂と炭を通った泥水はきれいにろ過することができました。
この実験のあと、実際の送水ポンプ施設や中央管理室などの見学をしたので、川からの水がきれいになっていくイメージがわきました。
見学中に金魚の水槽がありました。なんと、この金魚をの様子を観察することで川の水に異常がないかをチェックしているそうです。ちなみに今まで寿命以外で金魚が死んだことはないそうです!
どれも楽しかったですが、ぼくが一番楽しかったのは最後の「クイズ王決定戦」です。全問正解ではありませんでしたが、10問中8問正解しました!その中から、一つ問題を出しますので、ぜひ挑戦してみてください。
問題:私たちの体が1日に必要な水の量はどのくらいでしょうか?
①0.8リットル ②1.5リットル ③2.5リットル
正解は記事の最後に書いておきます!
ぼくたちが毎日飲んだり、手を洗ったり、洗い物したり、お風呂やプールで使っている水道水は、海の向こうの八代市から届けられていると知りました。上天草市は水道代が全国的にも高いと聞いていましたが、その理由がこの水道教室に参加してよく理解できました。
SDGsの目標に「安全な水とトイレを世界中に」とありますが、地震や水害などの災害で水道水が使えなくなったときのことを考えるきっかけになり、水はとても大切な資源だと思いました。
初めて知ることが多く、とても勉強になり楽しかったです。そして会場では、ずっと男性職員さんがジブリやワンピースとかの曲を電子ピアノで生演奏していて、それにもビックリしました!とても上手でした。
クイズのこたえ:③2.5リットル
大人は1日に約2.5リットルの水分が必要です。小学生は体重1キログラムにつき80ミリリットル必要で、30キログラムのぼくの場合は2.4リットルの水分が必要です。
ぼくは家では牛乳ばかり飲んでいるので、もっとお水を飲もうと思いました。
#国連を支えるこども未来会議
#SDGs未来都市
#熊本県
#くまモン
#くまモン記者団
#こどもの目線で地域の魅力を発信
#航史記者
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?