マラソン大会(那奈実記者)
こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。
泗水西小学校恒例のマラソン大会がありました。この大会には特別な思い入れがあります。去年の大会では、スタート直後の大混乱に巻き込まれ負傷してしまい、悔しくも棄権しました。今年こそは最後まで走り切るんだ、という思いでいっぱいでした。
しかし、そんな決意とは裏腹に、前日に階段から転げ落ちてしまうというアクシデント。体中が痛む中、正直なところ迷いましたが、応援してくれる人たちの顔を思い浮かべて、参加することを決めました。
大会当日、沿道には地域の方々が温かい声援を送ってくれています。「がんばれ!」という声が風のように体を押してくれるようでした。そしてびっくりしたのは、その中に母の姿があったこと。普段は仕事で忙しい母が、たまたま通りかかって応援してくれているのを見て、思わず胸が熱くなりました。
体が痛く、いつもより遅いペースで走る私。それでも地域の方々や母から「がんばれ!」と声をかけてもらうたびに、前に進む力が湧いてきました。恥ずかしい気持ちもありましたが、「ここでやめたら悔いが残る」と心に決め、一歩一歩進んでいきました。
ゴールした瞬間、みんなが「よく頑張ったね!」と褒めてくれました。母も満面の笑みで「偉かったね」と言ってくれて、その一言がとても嬉しかったです。どんなに辛くても諦めないでよかったと心から思いました。
このマラソン大会を通して、地域のつながりの温かさや応援の力を強く感じました。こうした地域の支え合いは、SDGsの目標「住み続けられるまちづくりを」にもつながる大切なものです。人と人が支え合い、応援し合うことで、私たちはもっと強くなれるんだと感じました。
これからも、どんな困難があってもあきらめずに前に進む力を持ち続けたいです。そして、自分が受け取った温かさを、ほかの誰かに届けられる人になりたいと思います。
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