写真みたいな絵画(冬馬記者)
くまモン記者団の、冬馬記者(熊本市)です!
絵画で有名な作品と言えば、ゴッホの「ひまわり」、ムンクの「叫び」、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」など色々あります。そのどれもが、一目見て「絵」だということが分かります。さてそれでは、「絵」なのにまるで「写真」と見間違えるような人物や風景を描くことはできるのでしょうか?実は、描けます。そのような現実の写真みたいな絵を「写実画」と言います。
8月17日 土曜日、熊本県立美術館の「超写実 ホキ美術館名品展」という展覧会に行って来ました。
(ホキ美術館とは)
この展覧会は、「ホキ美術館」に集められた絵画の代表作を出展したものです。この美術館は2010年11月に千葉市緑区に開館し、故・保木将夫氏のコレクション約500点から成り立っています。写実絵画コレクションのために設計された展示室や、レストラン・カフェもあるそうです。
(写実絵画)
写実絵画は、服のシワ・手に浮かぶ血管、畑の麦一本一本、水の波紋など、あらゆる色を絶妙に表現していて、まさに写真のようでした。遠くの山の色合いや日の当たる方向を同じにして、本物の風景を眺めているような絵画。果実のツヤや木の幹のヒビ、虫に少しかじられた葉など、質感や立体感を感じました。水に映る葉や空の景色、川の石一つ一つ、人の服が濡れて張り付いているところまで、本物の水のようにリアルでした。コンタクトレンズやまつ毛一本一本までも細かく描かれていて、どの作品も言葉では表せないほど「写真」でした。
(終わりに)
たくさんの写実絵画を観て、私は絵の可能性は無限だと感じ、素晴らしいなと思いました。この展覧会は9月1日まで開催されていますので、興味のある方は是非観に行って下さい。
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