北宮阿蘇神社(那奈実記者)
こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。
1月13日の朝、少し早起きをして散歩に出かけました。空気が冷たく澄んでいて、朝の静けさの中に自然の息吹を感じました。散歩の途中で立ち寄ったのは、菊池市に佇む「北宮阿蘇神社」です。
北宮阿蘇神社は、1378年に菊池氏16代武政公が阿蘇大明神を勧請し、菊池の郷社として創建された歴史ある神社です。この神社は、阿蘇神社を本宮として北に位置することから「北宮」と呼ばれています。
境内には高い杉木立が立ち並び、静寂と清らかな空気が広がっています。鳥居の向かいには菊池川が流れ、その麓まで続く石段を下ると「菊池一族御刀洗所 万病の神水」と呼ばれる場所があります。
ここはかつて菊池一族が刀を洗ったとされる神聖な場所で、清らかな水が静かに流れています。私もその場所まで足を運び、冷たい水の流れに触れて、心まで洗われるような気持ちになりました。
また、この神社には熊本県指定文化財の「木造男女神坐像」が納められています。この坐像は応永10年(1403年)に作られたもので、底部には菊池武朝の名前が記されています。歴史の重みと地域の文化を感じることができる貴重な遺産です。
このような歴史的な場所を訪れ、地域の伝統や自然に触れることは、私たちの心を豊かにしてくれます。それと同時に、このような遺産を守り伝える取り組みは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」にもつながる大切な行動だと思います。地域の人々が協力し、伝統を守り続ける姿勢は、持続可能な社会の実現に向けた一歩です。
散歩の最後にもう一度鳥居を振り返ると、朝日に照らされた北宮阿蘇神社が、とても美しく輝いていました。歴史と自然が調和したこの神社は、訪れる人々に静かな感動を与えてくれる場所だと思います。この朝の散歩は、私にとって特別な時間となりました。
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