どんどや(那奈実記者)
こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。
祖母と一緒に八景水谷公園で行われた「どんどや」に参加しました。祖母は長年この行事の手伝いをしており、私も時間が合うときには一緒に連れて行ってもらいます。小学校1年生までは清水に住んでいたので、この「どんどや」に来ると昔の友達にも会えるのが楽しみです。
「どんどや」は、正月飾りや書き初めなどを焼く日本の伝統的な行事で、地域によっては「どんど焼き」や「左義長(さぎちょう)」とも呼ばれます。この行事は、正月に家々に訪れた年神様を、飾りを燃やした煙とともに天に送り返す意味があり、無病息災や五穀豊穣を祈願するものです。
朝早くから、竹を組み立てて大きなやぐらを作ります。八景水谷の「どんどや」では、高さ約15メートルの巨大なやぐらが組まれ、その迫力に毎年圧倒されます。
組み立てが終わると一旦休憩し、正午になるといよいよ点火の時です。火が勢いよく燃え上がり、パチパチと竹がはじける音が響き渡ります。その光景はまるで、宮沢賢治の物語に出てくる幻想的な世界のようで、心が洗われる思いがしました。
この「どんどや」の火で焼いたお餅を食べると、一年間健康で過ごせると言われています。また、書き初めを燃やした際に炎が高く上がると、字が上達するとも。地域の人々が集まり、伝統を守りながら新年の健康と幸せを祈るこの行事は、まさにSDGsの目標「住み続けられるまちづくりを」に通じるものがあります。地域の絆を深め、文化を次世代に伝えていくことの大切さを改めて感じました。
祖母と一緒に参加した八景水谷の「どんどや」は、私にとって大切な思い出となりました。これからもこの伝統を大切にし、未来に伝えていきたいと思います。
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