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加藤家、そして細川家の無敵の居城(いつき記者)

くまモン記者団の、いつき記者(菊池市)です!

約400年前、1607年に加藤清正が熊本城を完成させました。その後1632年、加藤忠広の改易にともない、小倉城主だった細川忠利が熊本城に入りました。細川家は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康に仕え、戦国の世をくぐり抜けてきた大名家です。ちなみに、忠利の父である忠興は茶人としても知られていて、かの千利休の弟子でもありました。

日本三大名城にも数えられる熊本城の堂々としたたたずまいは、世界的にもよく知られていて、また高い人気を誇ります。

難攻不落と言われたこの城は、西南の役の際になぜあの強力な薩軍でさえ落とせなかったのでしょう。その理由のひとつが、石垣です。高くそびえる石垣を何重にも巡らせ、攻めにくい通路を作り上げたのが功を奏したとされています。

加藤家、そして細川家が無敵の居城としていた熊本城は、熊本地震で痛々しく傷つきながらも、不屈の精神で復興へのあゆみを進めています。そして今も、世界中からその姿を一目見ようとたくさんの人々がやって来ています。熊本城はしっかりと「熊本のシンボル」であり続けているのです。

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