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夏越大祓[なごしのおおはらえ](那奈実記者)

こんにちは! くまモン記者団の、那奈実記者(菊池市)です。

6月30日、加藤神社へ夏越大祓(なごしのおおはらえ)に行ってきました。空には薄い雲がたなびき、風はそよそよと優しく吹いていました。神社へと続く道を、私は母と一緒に歩きました。この日行われた夏越大祓とは、1年の半分が過ぎたこの節目に、罪や穢れを祓い、清々しい心で残りの半年を迎えるために参詣する行事です。

加藤神社の参道を進むと、大きな茅の輪(ちのわ)がありました。人用だけでなく、車用やペット用の茅の輪もあります。私が小さい頃、曾祖母と手をつないでこの茅の輪をくぐった記憶がよみがえります。曾祖母が亡くなってからは、母が毎年私を連れて来てくれています。

<家族と共に祈るひととき>
茅の輪をくぐり、清らかな心でお参りをしました。私は毎年、大祓のときには家族の健康を祈ります。そして、1年の半分があっという間に過ぎたことに驚き、お正月に誓った目標をあらためて思い出します。残りの半年、それに向かってどれだけのことができるのか、時間の大切さをひしひしと感じます。

<茅の輪作りの楽しみ>
参拝が終わると、神社の人から茅を数本いただきました。その場で母に教えてもらいながら、小さな茅の輪を作ります。毎年作るたびに、少しずつ上手になっている気がします。今年も美しい茅の輪ができました。この茅の輪を家に飾り、家族の健康と幸せを願います。

<SDGsと夏越大祓>
この夏越大祓の行事は、SDGs(持続可能な開発目標)にもつながっています。例えば、目標「すべての人に健康と福祉を」では、健康で幸せな生活を送るための努力が求められています。私たちが家族の健康を祈ることは、この目標に対する小さな一歩です。また、目標「住み続けられるまちづくり」にも関係しています。加藤神社の茅の輪くぐりや参拝は、地域の伝統を守り、次世代に伝えていく大切な行事です。私たちがこの伝統を大切にし続けることで、地域の文化や歴史が守られます。

<時間と自然の調和>
夏越大祓を通じて、私たちは自然と共に生き、家族や地域とのつながりを感じることができます。風に揺れる茅の輪、鳥のさえずり、木々のざわめき。自然を体感しながら過ごすひとときは、心を穏やかにし、未来への希望を期待させてくれます。

これからも、この美しい伝統を大切にしながら、持続可能な未来を作るために、小さな努力を続けていきたいです!

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